エルヴィン・ロンメル

将校が兵士と接する際に、守るべき原則がある。

将校は、決して偽りの感情を装ってはならない。

兵士は、何が真で何が偽か、驚くほど嗅ぎ分けるからである。
-[1891-1944] ドイツ第三帝国 陸軍元帥 エルヴィン・オイゲン・ヨハネス・ロンメルの言葉-

ロンメル将軍は第二次世界大戦でもっとも有名なドイツの将軍だね。
「砂漠の狐」とよばれ、その天才的な軍略は、英国軍や米国軍をきりきりまいさせた。
軍事の天才の言葉は、人間の心理を知りつくした言葉でもある。
「将校」を「管理職」、「兵士」を「従業員」と置き換えても通用すると思うぞ。
会社組織って本当に不思議だ。
自分の思いを社員に伝えるのは本当に難しい。
これがなかなかうまくいかない。
しかし、自分の不安や悩みは、どんなに隠しても不思議と伝わるものなんだね。
あるプロジェクトがあるとする。社長はやる気でいる。しかし部長は心の底ではこれを納得していないとする。
しかし、そうは言えないのでプロジェクトを課長に伝える。
この段階でもう不安は伝播(でんぱ)し、計画はちっとも進展しなくなってしまう。こういうケースをよく見るんだね。
ワンマン社長の会社に多いんだね。会議は社長の独演会。幹部社員はうなづくだけ。
そして最後は「頑張ります!」・・・・結果はなかなか進展しない。
幹部社員と社長の意思統一ってすごく大事だと思う。
とくに今のような状況だと、根本的にやり方を変えなきゃいけない。
昨日までの成功体験を捨てなきゃいけない。これは怖いことなんだね。
現場の社員は「やったことがない」パターンをものすごく嫌う。
ここをやらせなきゃ明日はこないってのは社長がいちばん感じてることなんだね。
さて、自分自身に迷いはないか?偽りの感情を装ってないか?
兵士は鋭い視線で見ているんだ。

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