ゲオールギイ・シュパーギン

複雑化は容易だ。単純化こそ難しいことなのだ。
-旧ソ連の銃器設計家 (ソ連軍の歩兵用サブマシンガンPPSh(ペー・ペー・シャー)41を設計)ゲオールギイ・セミョーノヴィチ・シュパーギンの言葉-

とってもマイナーだけど、この人旧ソ連軍のサブマシンガン(通称バラライカ)を設計した人なんですね。
ロシア人の銃っていうと、例によって荒削りで大味でイマイチな性能なんですが、頑丈なことこのうえなしなんですね。まさに単純な構造。ここが頑丈さのヒミツです。
やっぱロシア製っていうとそこしかないですかねえ。
日本人にはコレができない。すぐに「繊細な設計」になり、複雑になって・・すぐ故障。
今じゃさすがにPPSh41なんて旧式銃はもうなくって、カラシニコフの突撃ライフルですな。
よくアラブの「イスラム原理主義者」が持ってる銃はほとんどコレです。
もうテロリスト御用達ってカンジですね。
なんでこんな話をしたかというと、最近日本のアクション映画を見てて、俳優さんが相変わらず銃の(とくに拳銃ですね)扱い方がヘタだし、撃ったことがないっていうのがバレバレなんですね。
それだけでシラけちまってリアリティー度ゼロ。
クロサワ監督時代までは、三船敏郎さんはじめ軍隊経験者も多くて、銃器や刀の扱いもこなれていて迫力があった。
でも今じゃダメだねえ。撮影用のステージガンはモデルガンもよくできているのでちゃんとブローバックしてるし、ムカシの「できそこないのオモチャ」から「よくできたオモチャ」に進化してるけど、俳優はお寒いねえ。
あれで当たったらグリーンのキセキだね。
バイカー修ちゃんはアメリカにいたときによく射撃に行った。
小は22口径から大は44マグナムまでよく撃ちまくったもんだった。最初のころはご多分にもれず、かっこいいオートマチックのコルトやS&W、ワルサーP38なんかを喜んで撃ちまくった。でもね、あんなハリウッドの映画みたいに快調に撃てるのは新品のものくらいで、ちょっと古い銃(モーゼルやルガーなんてもう一世紀も前の骨董品!)はジャムが多くて撃てなくなることが多いんだ。
だからリボルバー(回転式)がいちばん確実!
構造は単純だし、確実に撃てる。カートリッジ(タマのことね)は6発しか入らないけど、ミッションインポッシブルのイーサン・ハントじゃないんだから、15連発もいらないでしょう。
それに撃ったあとのクリーニングも楽勝です。
銃だって機械なんだから撃ったら掃除しなきゃいけません。
個人的には、コルト・パイソン357マグナムっていう6連発の大型リボルバーを38スペシャル弾っていう普通のタマで撃つのがいちばん好き。
357マグナム弾はすごい威力があるけど、反動がかなりキツい。
357マグナム弾と38スペシャル弾は口径がいっしょなんだ(357と38って表記は違うけど)。
でも38スペシャル弾は長さが短いので、357マグナム拳銃でも撃てるんだ。(逆はできません)
クマを撃つんじゃないんだからマグナム弾はハリー・キャラハンだけでいいと思うぞ。
このパイソンはほんとによく当たるし、作動も超スムーズ。
銃の仕上がりも芸術品みたいにキレイだ。
モデルガンやエアガンでコレを持ってる人も多いと思うけど、ハンマーを指で起こしてシングルアクションにする際の、実物のスムーズさ、作動の精密さはまったくモデルガンとはレベルが違う。
ぜひハワイあたりに行ったらシューティングに行くことをおすすめします。
室内だと、発射ガスで気分が悪くなることもあるし、手がベタベタになるんだ。
だから僕は射撃のときは必ず皮のグローブしてました。
女性もチャレンジしてみるといいよ。

月別 アーカイブ