西郷隆盛

総じて人は己に克つをもって成り、自ら愛するをもって敗るるぞ。
-[1828-77] 薩摩出身の武士・明治維新の政治家 西郷隆盛の言葉-

更新が遅れてすいません。4日は仕事で宮崎県延岡市に行った。
朝早くに家をでたのではやめに延岡についた。
クルマの中でCD小説の松本清張のデビュー作「西郷札(さいごうさつ)」を聴きながら走った。
これは、西南戦争のとき、賊軍となった西郷隆盛率いる薩摩郡がカネに困り、独自の軍札を発行して使用した。
これが通称「西郷札」といわれるものだ。当然発行したそのときから信用のないお札だった。
物語はこれにまつわる義理の兄妹の悲劇を描いた小説なんだけど、なんと延岡市北川町を通過するときに、偶然「西郷隆盛出陣跡資料館」って看板を見つけたんだ。
天気は快晴で温かい。人に聞きながらこの資料館に行ってみたら民家を改造したもので、西郷軍が政府軍に追いつめられてこの民家にこもり、政府軍の包囲をやぶって夜中に山越えして鹿児島に帰ったというエピソードのある場所なんだ。
この資料館で・・・・なんと!「西郷札」を見つけた!
なんたる偶然!不思議な気持ちになった。
この館長さんはじつはこの家の元持ち主だそうで、今じゃ宮崎県がこの家を買い取って資料館にしているんだけど、この館長さんの亡くなったおばあさんが実際に西郷どんを見たそうで、この家に上がりこんで会議を開き、このおばあさん(当時は若かった)に西郷どんは真っ赤な目でじっと見つめ「迷惑かけもしたなぁ」とお礼を言ったらしい。
出て行くときには金貨を36枚(こりゃ大金だ)置いていったそうな。
さすがに大度量人の西郷どんらしいエピソードだよなあ。
でも偶然とは思えない「西郷札」との出会いだった。延岡に思い出ができました。

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