種田山頭火

平戸よいとこ旅路ぢやけれど旅にあるよな気がしない
-[1882-1940] 山口県出身の俳人 種田山頭火(さんとうか)1932年3月に平戸に来訪したときの句-

先週、金曜土曜と長崎県平戸市に行ってきた。
平戸市や松浦市の中小企業家同友会が開催した「経営品質勉強会」で講師をしたんだ。
「組織プロフィール」なるものを作成して、自社の強みや弱み、お客様はだれなんだ?ってのを明確にする活動なんだ。
とくにこれからの企業・組織は「独自能力」ってものを求められる。
30人くらい集まった人たちに聞いてみた。「あなたの会社の独自能力はなんですか?」ってね。
これがないと、結局は「価格競争のスパイラル」に陥ってしまう。
先ほどの質問に誰も答えられないんだね。答えは「社員さん」でしょう?
あなたの会社の社員さんが、言葉にできない付加価値を生み出してくれているから、あなたの会社は成り立っている。
仮に、あなたの会社に「世界で唯一」の商品があったとしても、それを生み出し、生産し、販売し、サポートするのは社員さんだ。
こういうことを平戸や松浦の人たちは一生懸命に聞いてくれた。
お菓子屋さんあり、税理士さんあり、歯医者さんあり、いまやみんなサービス業だもんね。
そして泊まったホテルの廊下に・・・この山頭火の句があった!
山頭火が平戸に来たんだ・・・。ここの経営者はセンスいいな。
なんか得した気分だなあ。
昭和7年のころの平戸ってまだ、島だ。今でこそ立派な橋がかかっているから、クルマですい!だけど・・・、じつは平戸って映画の舞台にもなっているんだ。
なんと「男はつらいよ」第20作「寅次郎頑張れ!」でマドンナは藤村志保演じる藤子、その弟良介は中村雅俊。
このときが1977年だから32年も前だ。ロケ地も歩いてみたけど、32年前の寅さんのころに比べたら当然モダンになってたな。
でも、とてもいい町だねえ、夜は平戸城がライトアップされて美しかった。
泊まったホテルで朝6時から露天風呂に入って、朝食会場に行ったら・・どうしてどうしていっぱい人がいる!
東京から来たらしい老人夫婦、若いカップル、よくがんばっているんだねこのホテルも。
独自能力はどこなんだろう・・・。

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