小野小町

色見えで 移ろふものは世の中の 人の心の花にぞありける
-[825?-900?] 平安前期の女流歌人 小野小町の和歌より-

バイカー修ちゃんがいちばん好きな和歌なんです。
よくこの小町の和歌を口にします。だって千年以上も前の和歌なのに、意味が通じるってすごいことだと思いませんか?
昼メロっぽいのが多い小町の作品の中でも、これが最高傑作だとバイカー修ちゃんは思っています。
この歌の意味に野暮な説明はいらないよね。
「人の心の花」・・これを求めて人は一生旅をするんだろうなあ。
そしていつしか歳を重ね、ふと鏡を見て自分の顔に「老い」を感じるときがくる。

「花の色は 移りにけりないたづらに わが身世にふる ながめせし間に」

小町だって、磨いた金属板の鏡に若さを失くしつつある自分の姿を見て、愕然とした様子をちゃんと詠っている。
小野小町ってどんな女性だったんだろう?
想像力をたくましくして平安の美女がもの思いにふけって月をながめる姿を想像してしまう。

「空をゆく月のひかりを雲間より見でや闇にて世ははてぬべき」

世の中の女性のみなさん、「美しい」とはいかなる定義なんでしょう?
男性のみなさん、今の女性たちは、男性の目から見た「美」を理解しているでしょうか?
たまに思うのは女性の美意識っていうのは、じつは同性である女性から見た「美」なのではないか?と思うことがよくある。
対象としての男性不在の「美」の追求。
ま、それもいいかって妥協モードに落ち込むバイカー修でした。

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