橘 曙覧(たちばなのあきみ)

楽しみは 昼寝せしまに庭ぬらし ふりたる雨をさめてしる時

‐[1812-68]  幕末の歌人・国学者 橘曙覧「独楽吟」の和歌‐

今月はどうも更新が滞ってすいません。

決算月でもあり、多忙なのも理由なのですが、先週26日日曜日とうとう夏風邪をひいてしまいました。

扁桃腺が化膿し、歯茎から舌まで腫れていまだに引きずっています・・・情けない。

長崎は、8月になろうかというこの時期になっても、いまだ梅雨明けどころか大雨状態です。

とても橘曙覧のように「ふりたる雨」を「楽しむ」余裕はありません。

全国的なこの天候不順は農業にも、夏に多いお祭りや野外イベント・スポーツ、サービス業その他のありとあらゆる業界に打撃をあたえていると思うぞ。

ただでさえ底知れない不況のさなかにこの天候、江戸時代の飢饉(ききん)と同じじゃないか。

選挙前に政府やマスコミは、「景気回復のきざし」キャンペーンをやってるけど、だれがそんなたわごとを信じるかっていうの。

アメリカの景気は若干株価が上がったこの後、確実に落ちるに決まっているじゃないか。

景気が良くなる理由がないのに株価があがるのは、誰かが意図的に操作してるからでしょう?

そんなことはみんな感づいている。もう機能不全の政府や政治家の言うことをマトモに信用してるおめでたい人はこの国にはいないように感じる。

怪しい宗教団体が政治にからむのも混沌とした今の時代を象徴するできごとだろうな。

まさしく村上春樹の「1Q84」の世界だな。あの人の時代をよむ感覚の鋭さには頭が下がる。

100年もたったら、今の日本は帝政ロシア時代に怪僧ラスプーチンに翻弄(ほんろう)されて滅びたロシア皇帝一族よろしく、カルト的宗教団体が跋扈(ばっこ)して、既存の政党が機能不全に落ちいっていったことが日本国崩壊の原因・・・・なんて総括されるんじゃないだろうな。

混乱の時代には、怪しいやつがいっぱいでてくる。魑魅魍魎(ちみもうりょう)

叫ぶ言葉は「われこそが正義なり!」ってね。

ヨーロッパでは、いまだイデオロギーが幅をきかせ、マルクス主義者やネオナチが元気だったりする。

それが日本ではイデオロギーよりも、新興宗教だったりするところがオモシロイ。

戦後、アメリカGHQの政策で、既存宗教の弱体化が行われたツケなんだろうな。

ますます混沌としてきたこの国においては、自分で価値観をよく吟味し、ブレないことが大事だと思う。

日本人として培ってきたこの伝統や文化、祖父や祖母からの風習や伝承以外にそれを見出すことは難しいだろうな。

橘曙覧のような高い能力を持った知識人は、ふった雨を昼寝の後に知ったというたったそれだけの日常に感動してた。それからたった100年ちょっとでこの体たらく・・・。

文明が進めば人間は劣化するのかな?

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コメント(2)

くまさん!コメントのアップが遅れてすいません!!!
最近、決算にまぎれてチェックがルーズになっていました。

もう扁桃炎も大丈夫!!
この週末は、『千羽鶴献納』もですが、ちゃんとジョギングしましたよ!

体調はバッチリです。
くまさんとこも『100年の不況対策』は万全ですか?

修ちゃんこんにちは
大丈夫ですか?
扁桃腺炎と侮るなかれ、うちの会社では30代の社員さんが扁桃腺炎をこじらせて半月も入院しましたよ!!
お大事になさってくださいね!!!

仕事の好・不調に振り回される毎日の中で夕立ちを横目に慌ただしく暮らしていますが、せめて雨上がりの涼やかな庭の緑を楽しめる 心のゆとりを取り戻したいものです。貧するといえどもそのまま鈍するのでは情けないですもんね。

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