「人間はいったい何をしているのか」被爆から61年を迎えた今、ここ長崎では怒りといらだちの声が渦巻いています。

1945年8月9日11時2分、長崎は一発の原子爆弾で壊滅し、一瞬にして、7万4千人の人々が亡くなり、7万5千人が傷つきました。人々は、強烈な熱線に焼かれ、凄まじい爆風で吹き飛ばされ、恐るべき放射線を身体に浴び、現在も多くの被曝者が後障害に苦しんでいます。

生活や夢を奪われた方々の無念の叫びを、忘れることはできません。

しかし、未だに世界には、人類を滅亡させる約3万発もの核兵器が存在しています。

10年前、国際司法裁判所は、核兵器による威嚇と使用は一般的に国際法に違反するとして、国際社会に核廃絶の努力を強く促しました。

6年前、国連において、核保有国は核の拡散を防ぐだけではなく、核兵器そのものの廃絶を明確に約束しました。

核兵器は、無差別に多数の人間を殺りくする兵器であり、その廃絶は人間が絶対に実現すべき課題です。

‐[1946-2007] 四期目の選挙中暴力団の凶弾に倒れた長崎市長 伊藤一長 200689日長崎平和宣言‐

今日は8月9日、長崎人なら忘れようがない日だ。

関東地方は大雨だったようだが、長崎は今日も暑い晴れた一日だった。64年前もそうだった。

毎年8月9日は暑く晴れ渡っているような気がする。

今日は、九州教具のホテル事業部、ソリューション事業部の代表11人が、お客様が折ってくれた「千羽鶴」を献納に行ったのです。

もう恒例になっているこの行事、社員たちは活き活きとしています。

今回は、毎日新聞さんの取材というオマケつき。

しかしここ数年、原爆資料館まわりで街宣するウヨクの黒いクルマはいかがなものかって思うなあ。

今回は麻生総理大臣も式典に出席され、田上長崎市長が平和宣言をした。

しかし、平和宣言と言えば今は亡き伊藤前市長が3年前に行った平和宣言が心に残っている。

その一部を今日、抜粋して書いてみたんだ。

みなさんこの長崎原爆資料館に一度来て、この悲惨さを見てみてください。

終戦まであとわずか、銃後の女子ども、老人が主だったこの日本のカトリックの総本山、ナガサキになんの前ぶれもなくその「光」は炸裂した。

あろうことか、浦上天主堂のほぼ真上でだ。

長崎市民で親戚知人の範囲で「原爆症」に関係ないって人はほとんどいない。

爆心地中心で、「蒸発」してあとかたも無くなった多くの人々は何が起きたか知る由もなく蒸発して・・・原子レベルで飛散してしまった。

残された多くの人々の放射能障害はいまだに続いている。

世界にこのむごい悪魔の兵器の愚かしさを知らしめるためのいけにえに長崎市民が選ばれたというのなら、この街はソドムの再来か?

この核爆弾を落とした国は、当然ながらアメリカだ。

長崎や広島の市民、ひいては日本人の反米感情は高いはずだが、そうは見えない。

しかしながら、それは自ら「怒りの心を超克(ちょうこく)」いたわけでは当然・・ない。

それはたんに抑圧されているだけなのだろう。

核爆弾をおとした国の「核の傘」にしがみつく日本国・・、ゆがんだ構図でないはずはない。

アメリカははっきりと長崎の原爆投下は「実験だった」と言っている。

その実験の結果、恐るべきデータが語った核被害の現実に、アメリカは報復を恐れて核攻撃ができなくなったんじゃないか。

互いに核兵器で威嚇しあうことによって成り立っている「平和」。

パラドックスですなあ。こんな欺瞞が永遠に続くはずはない。

冒険主義者のバカな独裁者きどりの国家元首は世界にいっぱいいる。

そして核兵器もすでに「ハイテク」ではなくなった。

理想主義か現実主義か・・・、難しい問題だ。

しかしこれだけは言えると思う。

世界には理想を求めて・・・、結果地図から消えた国がいっぱいあるってことをね。

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コメント(4)

タカトシくん、いらっしゃい!
その通りだよねえ。

できもしないことを無責任に並べ立てて、それが政治への不信を生んでるって思わないのでしょうか・・・。

両端に走りすぎバランスを欠く論調が多いように思います。
理想を語り、現実と対峙するのがリーダーだと思います。

スギヤマさん。バイカー修です。
素敵な奥様はお元気ですか?
僕やスギヤマさんくらいのシュールな日常をおくっている人たちには、『核のない世界』って理想郷も素直に信じられない僕らがいる・・・、そうでしょう?

犯罪のない世の中になれば警察はいらない。
武器がなくなれば、警官に拳銃はいらない。
ってな空虚なことを信じる気になれないのと同じですよね。

でも、子どもたちが真剣に『信じあえば戦争はなくなる』って言っているのは、まったくそのとおりだと思います。

伊藤前市長じゃないけど、人間って本当に愚かですねえ。

修サマ
今日は雨が降るか降らないかの、湿度の高い、微妙な天気でした。
7月に長崎の原爆資料館を訪れて以来、原爆に対してはとても敏感になりました。
今までは教科書レベルでの事しか分っていなく、殆ど、外国人レベルの理解度でした。
(ホントスミマセン。)
核のない世界、戦争の無い世界を目指し、自分が今何をやれるかを考えていきたいと思います。(ちょっと優等生ですが、、。)

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