エリコ・ロウ

人は山と蟻の中間だ。

 ‐在米の日本人ジャーナリスト エリコ・ロウ著「アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉」オノンダガ族の諺‐

エリコ・ロウのこの本の言葉は過去2回ほど紹介している。

僕のイケてない横顔の下の【検索】で「エリコ・ロウ」って検索してみてよ。

今日のこの言葉はこの本の帯にも紹介されている。

オノンダガ族ってのはニューヨーク州(ニューヨークって街とは別だよ)の先住民族だと思う(いまインディアンって言っちゃまずいと思うよ)。

彼らの文化がよく表れた表現だよねえ。

やっぱりルーツが僕らと同じモンゴロイドだから発想も日本人と似ているのかもしれない。

どこがって?

アメリカ人や欧州人はさ、自然は「征服」すべきって短絡的に考える傾向があるでしょう。

ま、それも大自然や障害に果敢にチャレンジしてきたエナジーを生んでいるんだとは思うんだけどね。

でも、アジア人的思想では、自然に逆らわず共生していくって考えがあるような気がする。

ケビン・コスナー監督主演の「ダンス・ウィズ・ウルブス」って映画観ましたか?

白人であるジョンとスー族のふれあいと悲劇を描くんだけど、あんな「反アメリカ映画」が当のアメリカで予想外に大ヒットしたところをみると、アメリカ人もその建国の物語の嘘っぱちなことと、極悪非道なことをしてきた原罪意識に目覚めたのかもしれないね。

こりゃベトナム戦争を描いた「プラトーン」や「ラストサムライ」も同じ流れかも。

でもバイカー修ちゃんはこの「ダンス・ウィズ・ウルブス」って邦題がこの映画の×なトコロだと思っている。

こりゃやっぱり「狼と踊る男」ってして欲しかった。

だってスー族からもらった由緒ある名前なんだもん。

英語もろくに話せないのに、カタカナでタイトルをつける昨今の風潮が日本の文化を堕落させていると思うぞ。

人間は山と蟻の中間かぁ・・・うまいこと言うなあ。

深い深い言葉だなぁ。

何千年もかかってベーリング海を渡ってロシアからアラスカへ抜け、北米から南米まで平和に自然と共生してきた思慮深い彼らを、たかが「科学技術」ってものを持った野蛮人どもが「侵略」してきたんだ。

自分を「山」だと思い上がった野蛮人が、あろうことか思慮深い先住民の彼らを「野蛮人」呼ばわりして侵略・略奪・強姦・詐欺ありとあらゆることをしてつくり上げた幻想国家アメリカ。

こんな国にわれわれ日本は、オノンダガ族になり代わって、「アメリカよ、あなたは【山】じゃない。山と蟻の中間なんですよ。」って教えてあげなきゃね。

え?われわれ日本人もオノンダガ族に教えてもらう必要があるって?

「日本よ、あなたは【蟻】じゃないんです。山と蟻の中間なんです。」・・・・って。

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