チェコスロバキア「プラハの春」二千語宣言より

 国民の大変は、1948年2月、希望を持って「社会主義」のプログラムを受け入れた。しかし、その運営は正しくない人々の手に落ちた。戦後、絶大な信頼を集めていた「共産党」は、その信頼を機構にすり替えてしまい、その機構がすべてでそれ以外の何者でもない状態になった。

誤った指導路線のために、党は政党およびイデオロギー共同体から権力機構に変質し、権力欲の強い利己主義者、打算的な小心者、心にやましさを持つ人々にとって大きな魅力となった。

‐チェコスロバキア『プラハの春』1968年市民社会が提言した「二千語宣言」の抜粋‐

昨日、民主党鳩山首相が所信表明演説を行った。

「平成維新」なんてかなり気負った内容だったね。新聞の社説も似たり寄ったりで日経新聞をはじめ「気合はわかるが具体策をしめせ」という内容だね。

自民党の首相時代からいつも初心表明に関してはこんな社説だったように思う。

新聞こそもっと具体的に考えをしめせと思うぞ。

そんな一般論しか言えないから新聞やテレビのマスコミはのきなみ赤字になっちゃうのだ。

・・・ま、そんなことはバイカー修ちゃんにはどうでもいいいことで、バイカー修ちゃん的には鳩山首相は日本をアメリカ型民主主義からヨーロッパ型民主主義、いわゆる社会民主主義型の政治にしようと考えているんだろうと思うぞ。

深くはふれないけど、環境や、治安などヨーロッパはかなり一般大衆に我慢を強いる社会の国が多い。

たとえばお店の夜間営業や休日営業の禁止。大規模小売店の営業規制。国防に起因する農業政策の保護主義、福祉重視の重税政策・・・あげればキリがない。

これに対し日本はどうだ?「便利」のために24時間営業。大量の食材の廃棄・・働く人は休みもままならない。

今日のチェコスロバキアの二千語宣言の「社会主義」を「民主主義」に、「共産党」を「自民党」に置き換えて読んでみてください。

いかがですか?自民党時代の日本も、共産党が指導する「社会主義国」とあまり変わらないんじゃないだろうか?

ま、命をとられたり、収容所には入れられなかったし、まがりなりも生活はよくなった。

でも、かつて日本は「世界でもっとも成功した社会主義国家」っていわれたこともあったよね。

いまじゃ「わがまま民主主義」「衆愚民主主義」っていう人もいるけど。

今、中国が現存する「社会主義国家」の代表なら、日本は「国民にとてもやさしい」、あまあまの「自由主義国家」の代表かもしれない。

日本が社会民主主義的な「ちょっと我慢する」社会になれるかどうかって観点で鳩山さんの所信表明を聞いてみると、やっぱり「あまあま」な感じがぬけない。

ヨーロッパの福祉重視はじつはかなり厳しい自己自立を要求してるし、こんな考え方からくる経済の低下に対しては保護主義も辞さずって強行な姿勢もとる。

なんといってもまわりの国は「ならず者」だらけだ。

「国防」は最重要課題なはずなのに・・・どうもそう思ってないようなカンジだね。

「友愛」でホンワカ共同体をつくるなんて甘い考えを、日本人以外の人々は持っていないと思うぞ。

世界の大部分の国は・・残念ながら、斬ったはったの世界で生きているのだ。

愚かしいけど、人間は猛獣以上に愚かな動物だって「現実」を無視して政治はできないだろう。

ガンジーの無抵抗主義は死を覚悟しての「闘争」だったのだ。

アメリカに守ってもらった「おぼっちゃま秀才国家」のたわごとをまともに聞くおめでたい人たちはあんまりいないと思うけどな。

少なくともこの「二千語宣言」を市民から突きつけられたチェコスロバキアの指導者ドゥプチェクは、間違えばソ連のブレジネフから殺されることも覚悟してこの改革を行ったのだ。

日本の「明治維新」の龍馬なんかはほんとに死んじゃった。

日本の政治家は「死も辞さず」ってほんとに思ってるかのかな?

「維新」って言葉はそれくらい重いのだ。

あいそつかした国民は年間3万人も自殺しているのだ。

こりゃどうかした国の内戦で死ぬ人より多いんだよ。世界の国で日本並みの自殺者をだす国ってわかっているだけじゃロシアくらいのものだろう。

ある意味、日本はロシア並みの国なんだね・・複雑。

もうちょっとしっかりしてくれよ!民主党!!・・・ついでに危機感ゼロの幕末自民党も!

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