セルバンテス『ドン・キホーテ』より

悲しいかな、分別よりも愚行の方がとかく仲間や追随者を呼び寄せるものなのだ。

‐[1547-1616] スペインの作家 ミゲル・デ・セルバンテス・サーアベドラ 「ドン・キホーテ」より‐

先週、「日本経営品質賞表彰式」に東京に行ったことは前に書いた。

世の中に規模の大きさではなく、経営者の卓越した改革意識で業績を向上させている企業の報告を聞いて大いにヤル気がわいてきたところだ。

わが社の改革に燃える優秀なスタッフ二名と有楽町のガード下で、ホッピーと生ビールで大いに語り合った。

この昭和的貧しさがノスタルジックでいいんだよなあ・・。

しかし不思議なのは、これほど「経営品質向上プラグラム」が有効なのにもかかわらず、取り組む企業がこれほど少ないのか?

九州教具がいまあるのは、わが社の「ソリューション事業部」、「ホテル事業部」の社員のみんながじつに自由闊達(かったつ)にわが社や僕の批判・改革・改善を行ってくれるからにほかならない。

しかし、世の中の経営者や、首長や組織のトップの方々は、この考え方に批判的な態度を示す人が多い。

つまりあれだな、自分を批判されるのが怖いんだ。

でもね、社員や部下や職員のことは批判する人が多いんだけどねー。

トップに立つってことは、居心地がいいもんだ。

だれも批判しないし、まわりは「イエスマン」ばっかりだし、チヤホヤされて、仕事名目でゴルフもできる。

それで会社や組織が機能すればいいんだろうけど、そうはイカのなんとか・・だから困るんだ。

僕の経験からいうと、会社や組織の風土の源はやっぱりトップだ。

トップが立派な会社は例外なく社員さんもすばらしい。

だから、価値観の激変する現代に企業や組織を発展させたいと思うのなら、経営トップが意識革命を起こさなきゃダメなことは明白だ。

僕は持論なんだけど、トップは「群れてはいけない」と思っている。

なぜか?

それはこの「ドン・キホーテ」の言葉どおりだからだ。

経営品質を学ぶために集まったり、バイクでツーリングに行ったりするのは「群れて」いいんだよ。

しかし、仕事を行う上では、常に独りで考えて行動すべきだと思っている。

よく常に数人で行動する人がいる。

何をするにもいっしょ。遊ぶのもいっしょ。

経営者はこれではいけないと思っている。

なぜか?

「決断」を下した場合、おうおうにして「普通じゃない」決断ができなくなるからだ。

「常識」ってのは、深く考えない人間のとる行動の結果であることがほとんどだ。

「深く考える」人はだいたい「変わり者」って言われる人が多いでしょ?

じつは僕もよくそう言われるんだ・・・。

自分ではいたって小心で、怠け者で物事の決断力がない人間だとは思っているけど。

だからバイカー修ちゃんは、人と群れるのが苦手なんだ。

たぶん、ここによく遊びに来るP4Uサマなんかもそうだと思うなあ。

でもね、僕だってお酒飲んだりバカ話しだってするときはするんだよ!

社会生活には一応、順応はしています。

あなたは・・・群れる人?それとも独りが好き?

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コメント(2)

P4Uサマ、バイカー修です。
現実社会はそうそう思い通りにはいきませんよね。
僕だってそんな立派なもんじゃありませんよ・・。
来月8日に五反田に行くんですが、そのとき「有楽町ガード下」にでも行きませんか?
久々、語り合おうか?!ホッピーで・・。

修サマ
ご察しのとおり、ボクもライトな引きこもりの一人派です。
バイクツーリングも、マスより、ソロが好きです。
昼休みも1人でご飯を食べます。いつもの面子が揃うのを待って出掛けていく人達の気持ち、、、理解できません。
前の会社では、休憩時間に1人でいると、「みんなと一緒にいろ」と、上司に注意された事もありました。

群れ好きは、今の社長も同じです。
皆から嫌われるので、社長の昔の部下まで入社させちゃいました。
そんな事してるので、会社のビジョンは無く、社員はバラバラ、責任のなすり合いです。
今週の月曜日の朝礼に、久しぶりに社長が話をしました。「15日に大事な発表があるから1時間早く出社するように、、、」と。多分、減給の告知だと思います。

修サマのような立派な社長と、ウチの社長を否応なく較べてしまう悲しさ、、。残念です。自由闊達に会社の批判なんかしたら、「またオマエか!」と怒鳴られてしまいます。   、、、また愚痴ってしまいましたね。

有楽町ガード下には、ボクの行き付けがあります。週末、有楽町でセールがあるので、終了後、そこで羽目を外す予定です。まぁ、そこへは1人では行きませんが、、、次回は是非ご一緒させてくださいね。

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