サミュエル・コールリッジ

所処(ところ)はザナドゥ、クブラ・カーンは命ず。
厳然たる歓楽の宮を建立せよ。

流るるは、聖なる河アルフ。
人智の知れぬ洞穴を抜け光なき海へと落つる。
かくて五哩に渉る肥沃な大地に城壁、城塔が経巡(へめぐ)らされし。
曲江(きょくえ)の燦然たる庭園には、香木、芬々(ふんぷん)と咲き乱るる。
小丘、森木いずれも千古(ちこ)を経、新緑の燦々たるに包まるる。

‐[1772-1834] 英国の詩人 サミュエル・タイラー・コールリッジの詩『クブラ・カーン』より‐

昨日4月25日日曜日、僕は大村市の社会福祉法人『光と緑の園』の新築開所式及びスプリング・フェスティバルのボランティア実行委員長だった。

ボランティア団体「ARL21」の仲間たち、園のみなさん本当にお疲れさまでした。

ここには、親がいない子、いても虐待された子、など親といっしょにすめない子どもが乳幼児から高校生までいる。

もう60有余年の歴史をもった園だ。

そこに新しい子どもたちの「家」ができた!すばらしい環境だ。

スプリング・フェスティバルでは、全日本金賞に輝く大村市立桜が原中学校のマーチングバンドが演奏してくれた。

向陽学園美容専門学校「ベルファム」のみなさんのボランティアによる、子どもたちへのヘアカット・サービスにネイリング。

長崎大学ジャグリング部のみんな、毎年毎年本当に楽しい妙技をありがとう!

懇親会のとき「時間の双方向性」について話したけど覚えてるかな?医学部生!

子どもたちは本当に喜んでくれた。

ここの子どもたちは本当に仲がいい。

お兄さんお姉さんは、小さい子を本当の兄弟のようにかわいがる。

そうでないと生きていけないことを知っているんだろう。

くったくのない笑顔。

それにしてもいい天気だ。

青い空、緑の新緑、夢のようだ。

ここはまさにコールリッジの詩の世界だ。

伝説の都「ザナドゥ」とは、《「上都」(Shang-Du⇒Xanadu)》

伝説の王「クブラ・カーン」とは、《モンゴル帝国第5代皇帝クビライ・カーン怱必烈汗》

なんて美しい詩だろう。

この「光と緑の園」は、「ザナドゥ」だ。

この詩、英文の原詩を書いておきます。

 

In Xanadu did Kubla Khan A stately pleasure-dome decree:

Where Alph, the sacred river, ran

Through caverns measureless to man

Down to a sunless sea.

So twice five miles of fertile ground

With walls and towers were girdled round:

And there were gardens bright with sinuous rills,

Where blossomed many an incense-bearing tree;

And here were forests ancient as the hills,

Enfolding sunny spots of greenery.

 

子どもたちに幸あれ。

 

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コメント(6)

たかひらちづこさんいらっしゃい!
確かに子どもは親を選べない。
生まれる家だって選べない。それどころか国だって、人種だって、ましてや人間なのかナマズなのか、ゴキブリなのかクラゲなのかだって選べない。
僕らは、神の手と偶然によっての奇跡として人間に生まれることができたんだと思います。
この子たちは、自分の運命を肯定的に受け入れることでより大きな人生を歩んでいけるのだと思います。
だってこの子たちほどの笑顔を僕らが持っていると自信をもって言えるでしょうか?
僕らが彼らより幸せだと言えるでしょうか?
難しい問題だと思います。

ぱたぱたさん、いらっしゃい!
楽天家だってことは最大の長所だと思いますよ。
自分を幸せだと思えない人ほど不幸なことはないですよね。
「光と緑の園」の子どもは客観的には不幸なのかもしれない。
でも本人たちは、明るく精一杯生きてます。
世の中には、食べるに困らず、傍から見ても幸せそうなのに不幸だと思い込んでいる人がたくさんいる。
困ったもんです。

「協和飯店」のチャーハン大好物なんですよ!
なんか無性に食べたくなってきた。
ぱたぱたさん、大村の「ジョイフル」の店員さんの笑顔がいい?
なるほど、今度見に行っていましょう。
しかしぱたぱたさんも素敵な笑顔ですよ~!

iguchiさん、いらっしゃい!
なんと今、親族の不幸で急遽クルマで大阪に来てます。

ここでもいかに家族が大事か思い知らされました。
どんな命も多くの人たちとつながっているんですね。

早すぎる死、無念です。

確かに見守られる高校生まではこの温かい庭園で暮らすことができ、一瞬幸せを感じることができるでしょう。しかし、ここの子供たちに一生、温かい手を差し伸べてくれる親に代わる存在ってあるのでしょうか。

子供は親を選べない。こんな不公平なことがあっていいものでしょうか。

しかし、大事な時期にこの園で育つ子供たちにはきっと心の中にお父さん、お母さんがずーっと住みついて大きくなるのだと思います。

園と地域の皆さんの支えで、一人ひとりが自分の大きな可能性を信じ、未来に向かって羽ばたいてほしいですね。

笑顔でいられるって最高の贅沢ですね。
生意気なことを言ってすみません。

お疲れ様です!私の経歴には?が付くんですが、イガミあっても一生は一生!楽しんだが良いかなぁと思っています。
楽天家だと自己分析します。

それにしても、たくましく育っている子供たちがいるんですよね!
親として見習わなくちゃ!という言うか、子供たちはその場で生きるすべを見つけるんですですよね?
大人もがんばって、本当に見習わなきゃと思います。

協和飯店はおいしいですよね。お会いしたりして(笑)
ところで、大村のジョイフルの店員さんが好印象です!以前よく行っていたのですが、今年になって行ってなかったんです。つい先日、行った際に彼女がいらして「お久しぶりです!忙しいんですね?でも月1回はその笑顔を見せてください!」とお話くださり、私は彼女はすばらしいと感激しました。べっぴっんサンですよ。嫌味がない。笑顔がすばらしい!!
あの笑顔に近づくために、頑張らないと!!

明日は県北です。すばらしい出会いに期待して、お休みします。

いい話読ませていただきました。子供たちは日本の宝ですよ。いやいや世界の宝。学園の子供たちはいい経験してますね。いい経験が子供たちの人生の宝になります。大人はそれを応援するしかないですね。

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