静かさや 岩に染み入る 蝉の声

-[1644-94] 江戸時代の俳人 松尾芭蕉 山形県立石寺にて詠んだ俳句-

いい俳句ですね。

今の季節にぴったりだ。

朝からすさまじい蝉の大合唱とおしっこ攻撃の中、会社に出勤しました。

この蝉の大合唱を「静かさや」と読む芭蕉のセンスに脱帽。

あれは5年ほど前かな・・山形県の立石寺(りっしゃくじ)に行ったとき、大きな石に芭蕉のこの俳句が刻まれていた。

確かに蝉が大合唱してたなあ。

僕の亡くなった母はアゲハチョウになって現れる。

不思議とアゲハチョウを見ると「母が来た」って思うんだね。

たまに「おはよう!」なんて挨拶もするんだ。

ジョギング中に黒猫になって現れることもある。

母は猫が大好きで、捨て猫を見ると拾ってこずにはおられなかった。

家にはいつも猫がいた。

真っ黒い「トット」という猫が。顔が三角で細くて尻尾の長い長崎特有の「尾曲がり猫」だった。

身体が細くて手足の長い雌の黒猫。

母が亡くなる直前にトットも召されていった。

だからだろうな、黒い猫を見ると母と思う。

ちょこんと座って、世の中を知りぬいたような知的なまなざしでじっと僕を見つめる。

そには僕の母がいる。たしかに・・存在を感じる。

猫は犬のように媚をうらない。

自分勝手この上ない。

でもとても賢くてよーく世間を見ている。

蝉だってそうだ。

夏の暑さが彼らのエネルギー。

夏は短くて、思い出だけが残っていく。

いつもそこに蝉の声。

騒々しい蝉の声が、静かに夏に溶け込んでいく。

もの言わぬアゲハチョウ。

その美しい姿は、騒々しく目に焼きつく。

確かに母はそこにいる。

僕の耳に、目に、心にいる。

世の中の母親は、一生子供の心に目に耳にやどる。

今日も静かな蝉の声が、短く暑い夏に溶ける。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.q-bic.net/mt4/mt-tb.cgi/2008

コメント(8)

ラグビー小僧さんおはようございます。
空港ビルビアガーデンは盛り上がったことでしょう。
そんな風に言ってくれると嬉しいなあ。

僕ら経営者は社員の「声にならない声」を聞かなきゃいけないですからね。
いや、それがすべてだと言っていいかもしれない。
自分の感性を磨くためにこのブログを11年も続けているようなものだと思っています。

長崎の蝉の声って本当に祈りなのかもしれません。
平安の昔、蝉丸って歌人がいました。
昔の人は今よりももっと虫に寛容だったんでしょうね。

虫を毛嫌いする現代人のほうが問題なんでしょうね。

修さんコメントありがとう。
わかったよ修さんの魅力が、
人の心奥からこぼれてくるささやきを
すべて受容してくれ、それを言葉に
翻訳して伝えてくれるところにあるんだね。

泣き続けるナガサキの蝉たちの声は
祈りなのかもしれない。

ぱたぱたさん、忙しいのは生きてる証拠。
わんちゃんのお世話も生きてる証拠。

僕も明日は実家で母のお盆供養です。
今外は夕暮れ・・・秋の気配がしますねえ。

ラグビー小僧さんお久しぶりです。
僕も長崎空港の上空をひっきりなしに飛行機が飛んでいくのを会社の屋上からぼんやりながめることが多いです。

1万メートル上空から見る世界と、1万メートル上空を見上げる世界は別次元ですよね。

たぶん65年前の長崎もそうだったんでしょうね。
投下されたそれは500メートル上空で無機質に化学反応を起こしたに過ぎない。

人間はあらゆる考えられる限りの破壊をつくされた。
ラグビー小僧さんのお母さんは、悪夢からやっと開放されたのかもしれませんね。

イエスが人類のために味わった苦労を、長崎市民が味わった。
65年・・・長いようで短いようで、蝉だけが弔いの声をあげる。

おはようございます。
まさしく、どこかで聞いたような話で、男性は女性の決定の上で動いてる?!
犬のしもべでもいいんです・・・諦めました。
年長の犬はアトピーで夜も寝せてくれないのですが・・・しもべなので我慢します(涙)
きっとそのうち、ここ掘れワンワンと言い出すでしょう。

お盆も近いですね。
私の父も様子を見に帰ってきますよね。
しかし、残念ですが仕事です~。
個人を偲ぶどころか、慌ただしい毎日を過ごしています。

心の中で、合掌です。

蝉のエネルギーにはいつも驚嘆しています。
どこから、あのすさまじー鳴き声がでてくるのだろう。
テンションが高いよね。
入道雲、茜空、夕立ち、風鈴、浴衣、蝉の声
夏はエネルギーに満ちてるね。
でも、この季節も移ろうんですよね。
夏が面影になる秋が来る。冬がくる。
そこが無性に楽しいね。
今宵は社員さんと空港の屋上ビヤガーデンで
夏の宴です。のむぞ!
実は長崎空港の上空は日本と海外の
、アジアの航空路の大動脈、ひっきりなしに
飛行機が往来しています。
それを眺めるのも楽しいものです。

長崎の年老いた母、もう僕の名前の記憶も
おぼつかなくなってきたけど。
確かにこの空を眺めてるのに違いない。
母はこの8月が好きではない。原爆の記憶が
呼び覚まされるからだ。息子としては
何にもできないがただ聴くことはできた。
その母ももう原爆を語らなくなった。
記憶がどこかに置き忘れられて来ているんだ
苦はしずかに空に移ろっていく。

ぱたぱたさんおはよう!
殺人的暑さだよねえ~!ワンちゃんもまいってるでしょうね。

「王様ワンちゃんとぱたぱたしもべ」
どう?童話のタイトルにぴったし!

僕んちの実家はね、父がワンちゃん派で母がにゃんこ派。
まあ、母はもういないので過去形ですが。

それでね、どっちも飼ってたの。
ワンちゃんとにゃんこは一緒に飼うと仲良くなれる。
でも不思議なことに、小さいにゃんこが王様ででっかい犬はにゃんこの機嫌をとるから不思議。

にゃんこはここらが魅力かな。
だいたい夫婦だって、奥さんが強いでしょ?

こんばんは、修さん。
暑いですね~汗つゆだくです。肌が痛い(><)。年々暑くなっていますよね。こんなに暑いと稲は大丈夫かな~?なんて心配しています。
お母様はにゃんこ先生派だったんですね・・・。
長崎特有の尾曲がり猫・・・どこかで聞いたような・・・見たような。
そうだ!大村の(株)ナカガワさんのブログだ!
にゃんこ先生のブログでした。かわいいにゃんこ先生がよくウォッチングされてます。
うちの2匹の犬たちは、媚ませんよ(笑)。主役です。
何様?と言いたいときばかり。上から目線で、勝手気まま。
しつけが悪いのでしょうが、まっいいか~なんてところでしょうか。
完全に私、下に見られてます。冷めた視線でよく見つめられています。
何か分かるのでしょうか?動物の勘で。
下に見られないように、頑張らないと。ワン!ワン!


コメントする

月別 アーカイブ

携帯サイト

QRコード

Twitter

バイカー修ツイッター

facebook

九州教具facebookページ

最近のコメント