ライブドアとフジテレビの問題の本質は「わが国でも32歳の一人の実業家(堀江貴文氏)に、ファンドは数千億円もの運用を託すようになった」ということである。

‐システムズ・リサーチ社チーフコンサルタント 吉田繁治 20053月の発言‐

 

テレビ新聞で中国との尖閣諸島、衝突事件のてんやわんやの情けない顛末を見てて、5年前のこの堀江氏のライブドア事件を思い出した。

なぜこれが関係があるかって?

この中国との事件の本質はフジタの人質問題や、レアアースの取引停止などの「経済問題」にまで発展してるけど、本質は時代が「文化の時代」に変化したということを見逃しているような気がするのだ。

5年前、一連の「ライブドア事件」がおきたとき・・・あれが「経済の時代」の終焉のできごとだったんだと今思う。

時代は、「政治の時代」、「経済の時代」、「文化の時代」をまわるという。

今は「文化の時代」に突入し、価値観がカネから歴史や文化、アイデンティティに移行したんだね。

だから、「経済の時代」には「儲かる」ことを優先に封印されてきた領土問題が今ふきだしているんだろう。

しかしながらわが国の政府や官僚や経済界は「経済の時代」の成功者だ。

こんな連中に「文化の時代」の舵取りができるわけがなかろうな。

中国なんかは遅れてきた「経済の時代」の申し子だ。

たぶん今は中国も「カネ儲け」にまい進してるだろうが、そもそも「文化大革命」で文化を破壊してる国だから、人民解放軍からの増強圧力や、毎日頻発してる大規模テロで、早晩この国は「経済の時代」から「政治の時代」にかわり、経済の目でしかものが見えない日本の学者やアナリストの予想を裏切って、国内状況が危機的になるだろう。

いや・・もうそうなっているのかもしれない。

「政治の時代」でモノをいう中国と、いまだ遅れた「経済の時代」の視点で対応する日本政府とに歩み寄りなんてないだろう。

中国の領土拡張は政治的立場で絶対に譲れないだろうし、日本もせめて「文化の時代」の視点でこの領土問題に望む必要があるだろう。

軍事的な手を打てない日本は、これまでは「カネの力」で中国を黙らせることができたけど、今じゃ「カネの力+軍事力」でやられっぱなしだからな。

しかし、今の日本に「経済の時代」から「文化の時代」へと時代がかわったという認識の人がどれくらいいるだろう?

ま、テレビなんかでいいかげんなことをしゃべっている人には、いないな。

5年前、「カネで買えないものはない」と言い放った堀江さんが、「経済の時代」の末裔なんだな・・。

テレビや新聞なんかの論評をまともに信じちゃいけないよ!

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コメント(4)

松さんは実体験で中国を知ってるんだよね。
不思議の国の中国だよね。

中国の人は共産党のうそになれっこになっているよね。
だから彼らの行動のはけ口は今は当局の許す日本叩きになってるけど、いつこれが共産党に向くかわかったもんじゃないよね。

なんせ選挙もない。報道の自由もない。
中国人は根っ子は日本好き、アメリカ好きの人が多いもん。
水面下では、アメリカや西欧の分裂工作が進んでるっていうから、中国を悪者に仕立て上げてるのは西側で、中国も必死で抵抗してるんだろうな。

なんせ「人民解放軍」なんて人民に銃を向けるいかにも共産党的うそんこネームの軍隊が膨張して、これを共産党が抑えられるのか?
聞くところによると、軍隊の待遇が成金金持ちに追いつかなくって、暴動までおきてるそうだし。

ソ連が崩壊するときだって、評論家は「体制は磐石」なんて言ってたしなぁ。
日本なんかより当時のローマ法王ヨハネ・パウロ2世の方がよっぽどソ連崩壊に貢献してる。
いいかげんなもんです。

すまいるちゃんおはよう!
長崎新聞は愛読紙ですよ~。
うちもね、日経、西日本、日刊工業、毎日小学生・・いろいろ購読してますよ!

最近ね、大新聞やテレビ局がさ、自分のことは棚に上げて批判を展開するのはいかがなものかな?と思うんだ。

今、新聞をはじめマスコミは大変収益的に厳しくなってきたよね。
これをネットのせいにする前に報道のあり方を考える必要があると思う。
でも長崎新聞も、記者の記名記事になったのはいいことだと思うな。

すまいるちゃんのブログはとっても参考になります。
相互リンク貼りませんか?

修さん おはようございます。

中国・・・しばらく難し付き合いをしないといけないんでしょうね。
どんな対応が一番良いのかは解りませんが、一度大きな間違いを起こすと修正するのに時間とお金が相当無駄になりそうです。

中国もここ25年位相当変わったんですけどね・・私が高校の時アマチュア無線始めた頃は暗黒の大陸で近いのに中国との交信なんて絶対出来ませんで、当時はソ連とは交信できて中国ソ連は交信できましたが、中国と他国は出来なかった様でした。

それが、今じゃ語学の勉強の為ってうるさいくらい 中国の学生が交信してるのを聞けますし 交信も出来ます。

初めて中国行った時は、都会と田舎に検問が有ってバスの中までライフル構えた軍人が調べに入って来てました。

今でも田舎人?都会人?の住民区別みたいな物は残ってるんでしょうけど、田舎から出稼ぎに都会に来てる様ですから 検問も無くなったんでしょうね。

私は、何度か中国行ってた頃この国の体制って後何年持つだろうか?って考え「後5年だろうな」なんて思い続けてもう10年以上経ってしまいました。

もう少し、経済の時代が中国は続くんでしょうね・・その間に日本はどうするのか・・・

おはようございます。

修さんの歯に衣着せぬ物言い、いつも気持ちが良いです。

特に最後の1文は肝に命じたいと思います。(^_^.)

私も、誰かが言ったことは、その人の意見(考え)として一旦受入れておいて、他にもいろいろな人の視点から見た意見を聞き、そこから自分で考え判断していくものと思っています。

この判断するときの基になるのが学校教育だと考えています。

受験のための勉強じゃなく、(読み書き計算)ですね。

いつも深い気付きをありがとうございます。

リーダーとなる方は、数社の新聞を併読していると聞きます。

長崎新聞もどうぞよろしくm(__)mお願いします。へへ(^^♪

onko(*^_^*)

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