クロード・レビ=ストロース

白人文明社会は、アジア文化が真の敵対者であった時には、恐怖と嫌悪しか抱かなかったにもかかわらず、それらのものを制圧し終えた瞬間から、今度は尊ぶべきものとして祭り上げるという喜劇を独り芝居で演じているのだ。

‐[1908-2009] フランスの社会人類学者 クロード・レヴィ=ストロース1955年著『悲しき熱帯』より‐

10月7日から三日間、恒例の「長崎くんち」がはじまった。

約370年もの伝統を持つ、長崎諏訪神社の祭礼で国指定重要無形民俗文化財だ。

全国に奉納演芸は数あれど、 「長崎くんち」みたいに和華蘭(わからん)文化の奉納はないだろう。

本踊の日本舞踊、龍踊(じゃおどり)に代表される中国文化、南蛮船などのポルトガルやオランダ文化の影響を受けた摩訶不思議な奉納演芸が繰り広げられる。

掛け声の「モッテコーイ!」「ヨイヤー!」は有名だけんど、南蛮船の「フォルサー!」「Forza!」ポルトガル語(イタリア語も同様)の「がんばれ!」ってのも長崎らしいだろ?

子供たちが南蛮人の衣装を着て、ポルトガル語の歌をうたい、本場中国ではあまり見られなくなった龍踊を若い衆が舞う。

バイカー修ちゃんは、長崎生まれの長崎育ちののじげもん(地下者)ばってん、特別招待の桟敷席で長崎くんちの奉納演芸を見たのは初めてだった。

意外にも、体が震えるくらい感動した。

それも龍踊も素晴らしかったが、いちばん期待していなかった本踊にだ。

「長崎検番」っていう長崎花柳界の「芸子衆(げいこし)」のお姉様方が舞う踊りにだ。

http://www.geocities.jp/nagasakikenban/

日本の舞って優美だよね。

それを外国人の観光客が写真に撮りまくっていた。

いまや外国の観光客も、こういう伝統文化を求めてやってくるんだろうな。

・・・で、ふと思ったんだ。

こいつら日本を植民地化しようと画策したり、恫喝したりした連中なんだよなあ。

僕が30年前アメリカにいたときに、 「スシは野蛮人の食べ物」だって言った連中なんだよなあ。

あれから東洋の野蛮人は、いつのまにか東洋の文化大国に祭り上げられている感がある。

このノーテンキに楽しんでいる多くの外国人観光客を見てて・・ふと、

レビ=ストロースの『悲しき熱帯』を思い出したんだ。

ちょうど出し物は僕の住んでた町、籠町(かごまち)の「龍踊(じゃおどり)」だった。

 日本は西欧白人文明から制圧されてしまったんだろうか?

隣の国は、英国などから大変な屈辱を受けて、いま西欧白人文明と戦っているのかもしれない。

「小日本人みたいになっちゃいけない!」ってさ。

そう考えると中国人の態度もちょっとニュアンスが違ってくるな。

ま、だからといって許せるわけもないんだけど。

まあ、ふるさと長崎・・こんなノーテンキに各国の文化を自分のお祭りに同化できる町も珍しいだろうなあ・・。

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ZZRさん久しぶり!
そっかあ中小企業診断士の試験残念!

でもね、夢は失敗した経験がスパイスなんだよ。
ZZRさんに「合格した後の夢」があるかぎり、合格は夢へのマイルストーンにすぎない。

一度は失敗の経験も必要だよ。
世の中は失敗することの方が多いんだ。
成功は最後にすればいい。

しかし、そうやってこつこつと努力をするところがZZRさんらしいねえ。
最近は、ZZR1100Dもスズキハヤブサ1300に取って代わられてめっきり生息数が減ってきたけど、僕の家の近くにはZZR1100Cを大事にしている食堂のマスターがいます。

ZZRは、Z1やカタナ、ニンジャのようにまちがいなく歴史的名車になるので手放しちゃダメですよ!

ご無沙汰しています。
バイクも乗ってますよ。
再来週、組合会議で高知から徳島までバイクで走ってきます。

ご報告が遅れましたが、今年8月に受けた中小企業診断士
一次試験は不合格でした。

昨年と同様、合格ラインまであと2~3問という状態での不
合格なので、なかなか諦めがつかずクヨクヨしてました。

メダルに届かなかった上村愛子の「なんで私はこんなに
一段一段なんだろう・・・」って言葉が頭の中をグルグル
してました。あの気持ちがよく分かる気がします。

自己採点で不合格と分かった直後は、3年間頑張って
このザマなら、元々向いてないのかもとか、諦めようかとか
真剣に考えました。家族にも負担を強いてきたし。

そんな弱音を吐いたところ、ヨメに励まされ、また来年に
向けて頑張ることにしました。言い訳すれば、昨年までは
宅建やFPなど他の資格にも手を出してたので、それらに
受かった今、今年は診断士に専念しようかと思います。

来年こそは良い報告ができるよう頑張ります。
今年は今までの完全独学ではなく、資格学校のDVD
通信講座に手を出してみます。

お金はかかっても「合格」を掴みたいですし、何より
合格した後に実行したい夢もありますから・・・・。

山さん、お久しぶり!
お!神輿守町ってことは、今年は愛宕町かな?

お上りは二時間遅れになってましたが、雨に降られたでしょう?
インディ・ジョーンズ「魔宮の伝説」に出てくるインドの魔術師のような山さんが神の使いになることがこの雨の原因でしょう。

さて近々飲むときは、山さんの悪魔の儀式を見せていただきましょう!
ま・・・、すぐに神通力が切れて、可愛いホステスさんのひざの上で人畜無害に寝てしまうのがオチでしょうが・・・(^_-)-☆

松さん、連休どうしてましたか?
僕は全部のバイクを少しずつ調子を見るため乗って、ずっと磨いたりメンテしておりました。

一台一台、乗った後にキャブのドレンからガソリンを抜いて、ディスクブレーキを磨き、キャリパーを清掃する。ホイールの汚れを取り、チェーンのドライブスプロケットを磨く・・とまあこんなことをやっとります。

一時間乗ったら半日いじってるって感じですね。

松さん、僕らがアメリカでとんでも寿司を食べさせられるように、イタリア人は日本で「ナポリタン」なんぞというイタリア人も聞いたことの無いとんでもスパゲッティを食べさせられたり、インド人は豚肉の入ったとんでもカリーを食べさせられたりしてるんでしょう。

最近不思議と、あのアメリカの田舎の味もそっけもないマッシュポテトや、A1ソースで無理やり食べる硬いステーキが懐かしいです。

久しぶりにお邪魔しますノーテンキな山さんでごわす。
長崎くんち・・・いいですねえ!修兄ぃもくんち好きだったんですねぇ。龍踊りや本踊も良いですが、忘れてもらっちゃ困るのが神輿守です。実は今回実家の町が神輿守の連番町になっており神輿守に参加しております。明日のお上りまで、私は神々しい神の使いです。道中休憩地点で休んでいたら、それこそ外国の観光客(南米系)が私のもとに歩み寄り「ハロー」と親しそうに同国人と間違えて(?)声をかけてきました。「なんで外国の人間が神輿守におるんかあ」という声が聞こえてきそうですが私は日本男児です。
神の使いは打ち上げでホステスさんに鼻の下を長くしたり、呑みすぎて爆睡したりしないんです。今度修兄いと飲むときは神の御加護のもとパワーアップした山さんをご覧にいれましょう!

修さんこんちは!
文化とくんちですか、寿司ね~ 私の昔の上司がUCLAにチョット留学した人で、外人の客が来るたびにわざと「ユーライク ローフィッシ?」なんて言って刺身食わせて 嫌な顔させて喜んでいたのを思い出しました。(これが接待だったんですがww)

私も最初アメリカ行った頃は、気球でどっか飛んで行ったロッキー青木さんの「紅花」が流行ってカリフォルニアロールとか変な寿司がアメリカで認められつつ有った頃だったのかな?

何度も行ったペンシルバニアの田舎町にも青木さんの弟子に当たる人が鉄板焼きと寿司バーとやってましたけど 確か寿司は週2日間だけだった気がしましす。
メインは、やっぱりパフォーマンスをしながら焼いていくステーキでしたね。

何年か通ううちにドンドン日本食レストラン増えてメチャ固い寿司が出ると思ったら、日本人じゃなく他の東洋人がやってる店だったりとてもくえたもんじゃ無かった!

今じゃ多分外国のお客さん寿司屋に連れて行ったら大半は喜ぶでしょ? ホント昔なら信じられないことです。

くんちに関しては長崎くんちはやっぱ別格ですね、私の町のくんちは船の海上パレードが勇壮ですが、細かくくんちの日にちが分かれてしまって 昔の様にくんちと言って宴会する家も少なくなって来ました。

昔は、くんちは 親戚や友達の家の船に乗って家に帰ると親戚やらいっぱい来て宴会してましたが、我が家では今は 特になにもしません! 甘酒作るくらいかな?

あの甘酒成功・失敗色々有りますが 年によって味が違うのも楽しみの一つですけどね。

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