ニッコロ・マキアベリ(マキャヴェッリ)

正しいことを行えば理解されると思うのか?

善行は悪行と同じように人の憎悪を招くものであるということを注意しなければならぬ。

‐[1469-1527] ルネサンス期イタリアの政治家・思想家 ニッコロ・マキアベリ(マキャヴェッリ)『君主論』より‐

 「マキャヴェリズム」というと、現代ではあんまりニュアンスがよろしくない。

自民党的権謀術数・・・みたいなダークなイメージがあるよね。

バイカー修ちゃんは大学時代に『権威主義社会の大衆心理』って研究をしていたので、マキアベリの『君主論』はおもしろく読みました。

この本・・じつに現代的なんだよね。

500年前の実用ノウハウ本って感じなんだ。

だって塩野七生さんは原題の"Il Principe"って『君主』というより『第一人者』いわゆるトップリーダーってのがあってるんじゃないか?って言ってる。

ま、「プリンス」ってのは日本語では「王子」だから・・・ま、そんなこたどうでもいいんだけんど。

この本のどこがおもしろいか?っていうと、人間の心理をじつにたくみについているんだな。

とくに中小企業の社長や大企業のミドルにおすすめしたい。

中小企業ってのは、社長が「君主」で実態は「帝国主義」だよね。

一歩ゆずって、「議会制民主主義」の仮面をかぶった「立憲君主国」だ。

日本の天皇陛下みたいに「君臨すれども統治せず」ってかんじとちがい、「君臨しつつ統治」しちゃうしだいたいワガママで一貫性がない気分屋だからタチがわるい・・と相場は決まってる。

おまけに自分じゃ「オレはものわかりがいい」なんて思ってるんだからつけるクスリがない。

「なんでも思うことを言ってくれ」なんて言うんだよな・・・気分で。

それで社員さんが真に受けて正義感に燃えて本当のことを言おうものなら・・・激怒して「暴君」ネロか毛沢東に変身しちゃうことうけあいだ。

君主だけじゃない。人間はみな、正しいことを行ったり言ったりすることで、怒りや恨みをかう例はめちゃ多い。

ツイッターがそうだ。

 

とてもいいツイートで、幸せそうで、生活を楽しんでいる呟きを見て、大方の人は楽しくなって互いに褒めあい、ハッピーになる・・・はずなのに、そうじゃない人もいるんだね。

自分をたなにあげて他人を誹謗中傷する人のなんと多いことか!

ま、僕なんか比較的オモテにでる機会が多いので、イロイロ言われるけど慣れちゃった。

マキアベリのおかげです。

この『君主論』に人間の考え方とその対処法がすべて歯に衣着せぬ書きかたで書いてある。

イマドキのつまらないノウハウ本よりずっとためになるよ。

なんで最近の人たち(中高年も含めてだよ!)はこういう本を読まないのかねえ。

500年前にビシっとノウハウが書いてあるのになんで、出来の悪い昨今のノウハウ本を読まなきゃいけないの?

ツイッターなんて顔も見えないし、仮面をかぶりやすい反面、深層心理がモロにでやすいツールだ。

人の幸せや善行を恨み妬むやからも多いので、ツイートのフォロワーが増えるのを喜んでばかりもいられない。

バイカー修ちゃんはツイッターでもすばらしい仲間とめぐり合い、リアルなやりとりも実際ある。

「会社」なんて小さな組織で日常顔をあわせていても互いに理解するのは難しいんだ。

ましてやツイッターのように、顔が見えにくいからこそ注意しなきゃね。

「バイカー修ちゃん・今日の一言」で「マキアベリ」を検索してごらん。

思索にとんだ名言がでてくるから。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.q-bic.net/mt4/mt-tb.cgi/2040

コメント(4)

ラグビー小僧さんいらっしゃい!
さすがです。
じつはこのマキアベリを書くにあたって、まだ見ぬ「龍馬伝」最終回の想定される暗殺理由を思い浮かべたことを射抜くとはさすが!

そうなんですよね。
龍馬が後世にとって偉大な転換を成し遂げたことを現代人は賞賛するけど、当時の人々にとってはテロリスト以外のなにものでもないわけですよね。

「武士の刀に意味などない」なんて言われたら武士階級の立場はないですもんね。
もともと生産的な活動なんか1000年くらいやってないんだから、こりゃ怒り心頭でしょうねえ。

うちの鹿児島の父方の実家なんか没落士族ですから。
ホントに「海」って文字には「母」って字が入ってますよね。
ちなみにフランス語でも海は「メイル」っていうし、母のことも「メイル」っていいますよね。

みんな海を生命の母だと思うんだなあ。
そして・・世界中の人が海を見て思う郷愁ってのは共通のものかもしれないですね。

わが国はどこへ向かっていくんでしょうか・・・。

大河ドラマ「龍馬伝」が終わりましたね。
最終回の福山さんには龍馬の魂が感応してました。
激しい映像でしたね。
ドラマの作り手の皆さんの気迫が伝わってきました。

「正しいことを行えば理解されると思うか、善行は
悪行と同じように人の憎悪を招くものである事を
注意しなければならぬ。」

龍馬の行動はまさにこれだね。
龍馬は一人つぶやく、我が思いは、自分だけが知っていると。

「鎮魂 竜馬」

それにしても、土佐の海の青さが心にしみましたねー。
海には母という言葉が入っていますね。すべての生命の
みなもと、海、うみ、。
海洋国家 NIPPON。私たちを乗せたにっぽん丸は
今どこへ向かって航海しているのでしょうか、、、。

松さんおはよう!
そうなんです。ブログを続けていく中でいちばん難しいのが「考えると書けなくなる」ことだと思うんです。

「サラッと」書くのは難しいんですよ。
言ってることがやれてるのかい?なんて声が聞こえてきそうでねえ。

だから深く考えない!
無責任に書く!
これが大事だと思います。

修さん、おはようございます。
前回のテーマと言い、今回のテーマと言い とても考えさせられるけど難しくてコメント書きにくいな~何て思いながら読んでました。

無学な私、早速「マキアベリ バイカー修」で検索しましたよ、
ホント納得する言葉がいっぱいですね。

ツイッターに関しては、「サラッと!」ってな感じで「広く浅く」と言うのが良いのかな~と思ってるんですが、色々考えるとつぶやき減って行きますねww

コメントする

月別 アーカイブ