ジョゼ・ラモス=ホルタ

日本はどうも目先の利益ばかり追求する"世界一不道徳な国"に見えてなりません。

‐[1949-] 東ティモール大統領1996年ノーベル平和賞受賞者 ジョゼ・ラモス=ホルタの言葉‐

ジョゼ・ラモス=ホルタ東ティモール大統領は、今も混乱する東ティモールをまとめている現職の大統領だ。

2008年2月には暗殺されかけて重症を負った。

この命がけのノーベル平和賞受賞者の現職大統領が日本に対して述べた発言がこれだ。

今年は来日されて時の鳩山首相と会見もされたが、賢者のラモス=ホルタ大統領は愚者の首相を見てどう感じたんだろうなあ。

僕自身、あの鳩山首相の「得体の知れないバカさ加減」にシニカルに笑うどころか、嫌悪感と恐怖感を感じたくらいだ。

あんな人物を輩出した東京大学ってどんな大学なんだ?

また、あんな人物に基調講演をさせる東京大学ってまともなのか?

おっとっと脱線・・・、こんなことをネットで書くなんて、ここが中国なら僕は今夜、当局に連行されて「反革命罪」で重労働の刑だろうな。

 

おそらくラモス=ホルタ大統領も鳩山首相を見て「文明国家の末期症状」を見てとっただろう。

確かに国家としての東ティモールはいまだ混乱の状態にある。

なんといってもインドネシアの侵略を受けて、やっとポルトガルから正式に独立してまだ8年。

35年前に独立宣言したものの、インドネシアに占領されてしまった。

未だ明治の日本のような様相なんだろうな。

それに比べれば日本ははるかに成熟した「よい国家」だろう。

しかしこの体たらくはどうだろう?

貧しくとも「道徳の国」だったこの国は、カネ儲けしか頭にない「不道徳の国」とまで言われてる。

ん?カネ儲けしか頭にない不道徳な国って言ったらとなりの「赤い帝国」と一緒じゃないか!

日本人は中国人に文句は言えないな。

日本人の「識者」なる人々はよくテレビでのたまう。

「(日本のこの社会の荒れようは)道徳教育をおろそかにしたツケですね」だってさ。

そんなことは誰だって言えるよ!

アメリカには「プロテスタント的道徳」があり、ヨーロッパの多くの国には「カトリック的道徳」がある。

イラクやイランの人々には「イスラム的道徳」があり、共産中国人にだって「儒教的道徳」がある。

いったい日本人の「道徳」ってなんなんだ?説明してみろテレビの識者。

 

「教育勅語」的道徳か?

薩摩藩の子弟教育「日新公いろは歌」的な道徳か?

法然上人の説く浄土宗的道徳か?

かつてはそういうものがあった。

でも今はぜんぶ「ノー」だろう?こういうこと言うと「ウヨク」だろう?

政教分離で宗教も「ノー」だろう?

戦前の価値観はみんな「ノー」だろう?

 

学校で国旗をあげることが「まちがっている」と教え、天皇陛下をないがしろにし、先生と生徒が友だちのように振る舞い、「日本は悪いことをしてきた国」って教え、競争をさせずに歪んだ社会主義的な教育をされてきた僕ら50代以下の人間がつくる国家はこうなるっていう実験の結果がいまでてきたんだろうな。

こんな教育は天につば吐く教育だ。

なにも信じられない世の中ができるはずだよ。占領軍が目指した日本人の牙を抜く思想教育は見事に成功したと言えるだろうな。

道徳や理念のない国は不幸だ。今のままだと日本の将来は極めて危うい。

 

今大事なのは、「日本の道徳」ってなんだ?っていう定義だろう。

道徳っていうのは、最後の最後に「ならぬものはならぬ」という価値観のことだ。

かつて「人を殺したらなぜいけないのか?」って質問に大学教授が答えられなかったってことがあった。

象徴的なことであると思う。

たわけもの!

だめなものはだめなのだ!理屈じゃない。

今の日本の悲劇は、敗戦後に自分自身を自己否定してしまい、道徳の根幹を外国の価値観にゆだねてしまったところにあると思う。

大事なことを考えず、目の前のカネもうけにまい進できた時代はこの問題が先送りできた。

でももう先送りができないんだ。

 

隣の中国もこの道徳問題が深刻だ。

日本とは対極的な側にいる「人権を認めない独裁国家」だけど、じつはよく似ている。

ともに古来の文化を否定し、かたや資本主義にかたや共産主義にまい進・・・悩みは同じだ。

僕らは中国を笑えない。

 

今の日本には「正義」がない。

なにが日本の「正義」なのかを誰も語れない。

大義のない国は、経営理念のない会社といっしょだ。将来は・・・ない。

 

理念のない国家や企業の目標は目先のカネになる。

目先のカネに一喜一憂する国や国民はけして尊敬されない。

尊敬されない国家は永続しない。会社も同じだ。

こんな簡単なことがなぜわからないんだろう?

 

学校で「哲学」を教えない国は日本くらいじゃないかな?

先進国が成熟し「経済の時代」から「文化の時代」になったら、アイデンティティこそが重要になる。

あなたは「何者」ですか?

日本って「何者」なんだ?

日本人は中国や北朝鮮を「得体の知れない国」だと思ってるみたいだけど、日本も充分に「得体の知れない国」に映ってるよきっと。

こんなに本質を考えない・・いや考えることから逃げている国はないと思うぞ。

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コメント(10)

kyotiriさんいらっしゃい!
このテーマがまとまわないのは京ちゃんだけじゃないよ。
僕だって答えがあるわけではなくって、思いつくままに書いてるだけなんだ。
当然道徳教育は家庭でのしつけが基本なんだけど、これが薄れている気がします。
みんな子育てや義から逃げている・・・まさにそうかもしれませんね。
仕事に没頭するほうが楽だからかな。
でもkyotiriさん。僕らはそうあっちゃいけませんよね!

ラグビー小僧さん8日はお世話になりました!
空から見る長崎のなんと美しいことか!
軍艦島、雲仙普賢岳、女神大橋・・・堪能しました!
スポーツはラグビーはじめほとんど英国で生まれてますよね。

英国人にとって戦争シミュレーションになってるとか、占領地で「英国」を伝授する方法になってるとか・・。

おそらく英国にとっても人間形成にとってのスポーツの果たす役割をよく知っていたんでしょうね。
ラグビー小僧さんがそこに期待することはもっともですし、そのとおりだと思いますよ。

しかしORCカップっていいですねえ。

松さんいらっしゃい!
まったくおっしゃるとおりだと思います。
アメリカにいる時彼らの国旗への想いに感動しました。
アメリカ国歌と星条旗に帽子をとり、胸に手をあて聴いている。
感動しますよね。
人間って確かに差はないと思います。
教育で変わるんでしょう。
中国人も会って一人一人はなすとみんないい人が多い。
人は制服に人間になるんでしょう。
だからこそ正しい(と思う)教育を家庭で行う必要があると思います。

ARL21廣田くんいらっしゃい。
このコメントに憤りを感じますか・・そうでしょうねえ、憤りを感じていますね。
ここまで政治が劣化したかと思うと情けなくなってきますよね。
特に鳩山首相の無責任が言動なんかには怒りを覚えます。
ARL21廣田くんの明治生まれのばあちゃんは偉いね。
「人のお手本に」いい言葉だねえ。
本当にこのようなことを言わなくなってきたよねえ。
それこそが道徳だよねえ。
僕も亡くなったおばあちゃんに「たわけ者!」ってよく怒られてました。
年寄りを大事にしない国に未来はない。っていいますものねえ。

たごちゃん、僕も日本はまだまだ捨てたものじゃないと思ってるよ。
というより日本人はたいしたもんだと思うよ。
仕事のことだって、勤務時間をのみを取り上げて長いの短いのっていうこと自体がずれていると思うんだ。

仕事が楽しければおもしろければ徹夜だって残業だっていとわない。
それが文化の時代だと思うんだ。
芸術家が創作活動をするときに、一日8時間しかしないなんてことはないでしょう。
しゃにむにやるはずだ。
そういう価値観をこそ大事にすべきなんじゃなかろうかと思うんだよね。
日本は必ず覚醒すると信じているよ。

修さん、こんばんわ!(^^)!

今日のブログはかなり読み込みました。コメントに行きつくまで時間がかかりました。
私なりの考えがまとまったわけでもなく、今でも混沌としていますが…
そして、正直にいうと何度読んでも頭が整理できません('_')

道徳について、哲学を教えない教育、友達のような先生などなど。
私の中で、どうしてもおさまりきれないマグマのようなものを呼び覚ますような感じ。
「駄目なものは駄目!」と言える大人が、いまどれくらいいるでしょうか。じぶんの中で「道徳観」をしっかり持った人がどれだけいるのでしょうか。
そして、それらを全て学校に押しつける考えが日本にはないでしょうか。
大人がそれぞれの役割を認識して、(この場合は、親とか上司とかご近所のおばさんとか色々な当たり前のことで。。。)社会に関わっているでしょうか。日本は子供天国だと思います、叱られることもない、でもそれって大人が叱ったり怒ったりすることから逃げてるのではないでしょうか?
教育も政治も、そして親ですらも?ときどきそう思えてなりません、ただ自分を振り返ってもいろんなことから逃げています。
現実の問題や、思考することからも。いつからこんなになったのでしょうか、あまりにも時間が無いことも原因があるような気もします。
まったく、まとまらないけど・・・・ごめんなさい。

修さん おはようございます。
先日 弊社主催のタグラグビー大会を大村の放虎原ラグビー場で行いました。小学3年生以下のORCカップ。参加チームは8チームでこじんまりとした大会でしたが楽しかったですよ、僕も大人チームに入り子供たちとエキジビジョンマッチに参加しました。僕がラグビーが好きなわけは前に話したとうりなんですが、実はもっと言うとスポーツの持つソシャルパフォーマンスに可能性を感じているからです。「スポーツマンシップ」が良き人間を創っていくという信仰が僕の中のコアの部分にあるんですよ、闘争の中の倫理とでも呼べる、相手を尊敬する、ルールを守る、全力を出し切る、勝者はおごらず負けた相手の心を思いやる、敗者は腐らず精進を誓う。[All For One One For All]、etc.
少し美化しすぎかな、、。

緑の芝生の上を疾走する少年、少女たちよ、良き大人に育ってほしい,未来は君たちのものだ。


おはようございます。
たごさんのコメントが1回書きかけた私のコメントと出だしが全く同じだったのでビックリしました。

やっぱ教育って大事ですよね。
国を大事にする心・国旗/国家を大事にする心は 絶対に必要で 世界中誰もが国旗/国家を大事にする国民を軽蔑したりしないはずです。

米軍基地で仕事してると5時にアメリカの方向向いて みんな敬礼してます、国旗には必ず敬礼してます。
普段いい加減に思えるアメリカ人がこれをやっている姿を見ると 何か見直すんですよ。

節度と言うのは大事だし差別はよくないけど 区別は必要というのも賛成です。
いま、小学校では男女平等って君・さん的な呼び方も禁止 何でこんな事する必要が有るのか不思議でたまらない。

日本人/中国人/朝鮮人 多分そう大差無いはずです、タダ おかしな政府が進めてる教育が間違ってる所の割合が真逆に違うだけなんじゃ無いでしょうか?

あまり難しくてぼんやりとしか解りませんが、20年前一緒に仕事した中国成都の大学講師の卵達 そんな悪そうな人間いなかったんですよ、人は教育で変わる これだけは間違いないと思います。

いちいちコメントに返事書いて貰えるって嬉しいもんですね。

今回のテーマ道徳。哲学にも宗教にも人間学にも関わる話題ですね。

なぜかこのテーマのコメントから、普段にはない憤りみたいな感情をかんじますが、先輩なんかエピソードでもあったですか?

話戻しますが、テレビの識者ではないですが、僕は日本人が忘れていることを簡単に説明できます。
それは、「人のお手本になりなさい」「人の手本になるような考え方と行動をするように心掛けなさい」
と、誰も言わなくなっちゃったからではないでしょうか。
これは随分前に死んじゃった明治産まれのばあちゃんからの教えです。

30年以上前に言われたことでしたが、最近思い出す機会があり、しみじみこの意味の深さを理解してたところです。

多くの人間が、人のお手本になる考え方を意識し、人のお手本になる行動を心掛けれる社会ならば、なぜ人を殺してはいけないの?なんてバカな質問すら生まれなくなるような気がします。

いま2人の息子に、ばあちゃんの教え伝えてます。

修さん、こんばんは。

今回はどうコメントして良いかわからないまま書き出しています。

仰ること一つ一つそのとおりだと思うのだけど、日本(日本人)もまだまだ捨てたもんじゃないと思いたいです。

僕はちょうどバブル後期に司法書士の補助者として働いていたんですが、日曜祝日関係なしに深夜まで仕事で、終電に間に合わなかったときは、事務所の床に毛布敷いて寝ていました。身体的にはきつかったけど、充実感はありました。

ところが、今の職場では、早出・残業・休日出勤どれか一つでも上司に知れたら、めちゃくちゃにけなされます。無能扱いされます。仕事が進捗しないことでけなされ、時間外勤務が多いことでけなされ、逃げ道をふさいだうえでけなされます。携帯電話の電池って古くなると充電してもすぐ消耗しますよね。携帯は電池交換すればすむ話ですが、人間はそんなに簡単なものでは無いですよね・・・。

話は思わぬ方へいってしまいましたが、適当に手を抜きごまかして、スマートに立ち振る舞うのが、果たして文化の時代なのか、たぶん違うと思いますが、できることなら20歳代の頃の経済の時代からもう1回人生やり直したいです。

今夜のように冷たい雨降る日は、「今の日本も捨てたもんじゃない」と、ここから先に思考が働かないようです。政治や風俗がつまらないからって、祖国日本、日本人をそう簡単に見放したくないって思いはあるけど、僕の言語能力じゃここから先はうまく表現できません。すみません。

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