本田宗一郎

私が「低公害エンジンの開発こそが、先発四輪メーカーと同じスタートラインに並ぶ絶好のチャンスだ!」と言ったとき、研究所の若者は「排気ガス対策は企業本位の問題ではなく、自動車産業の社会的責任のうえからなすべき業務です!」と主張して、私の目を開かせ、心から感激させてくれた。

残念ながら「若者はいいなあ、若者にはかなわないなあ」と感ずることが多くなってきた。

[1906-91]  静岡県出身の本田技研創業者 本田宗一郎1973年 引退での社員スピーチ

 

僕は本田宗一郎氏を心から尊敬している。

この本田さんの引退スピーチからはやくも40年に近い歳月が流れているんだね。

「浜松のエジソン」って言われた変わり者のオヤジが、バイク・クルマの世界的企業になり、MotoGP、F1でもワールドチャンピオンになった会社は世界でもホンダだけだ。

僕も50歳を過ぎて、「若者はいいなあ」って思えることがふと多くなってきた。

先週土曜日、若者の男女3人とピザを食べて飲みながら大いに語った。

みんな働きながら、「今の若い人たちを助けたい」って真剣に語るその姿に感動した。

僕ら昭和30年代の人間が若者だったころはもっと自分本位だったなあ。

「オレがオレが!」の世代だったな。

だからいまの50代の経営者以上の人には、独善的なタイプが多いと思う。

今の子は優しい。これが、文化の熟成っていうのかなあ。

わが社の若い社員さんを見てても、本当に社会や環境問題を考えていて、基本的にとても優しい。

いまの若者にバイカー修ちゃんは期待している。

いまの若者を積極性がないだとか、草食系だとか批判する人も多いけど、おそらく・・・

いまの若者は、「次の時代」の変革へ準備をしているんだと思う。

だからじっとエネルギーをためているんだろう。

もう僕ら昭和の時代の人間には理解の及ばない、平成の次の時代への備えをしているんだと思う。

日本の未来は明るい。

人口8千万人こそ日本に適正なのかもしれない。

適度に、外国の人たちと共存し、若者文化の発信地点は、大陸に移動しても、日本はヨーロッパの老大国のように、成熟した文化を醸成させる国になっていくんだろうと思う。

それでもいいじゃないか。

国だって成長していくんだから。本田宗一郎さんだったらそう言うんじゃないかな。

 

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コメント(4)

河野さん、お久しぶりです。
宮崎の景気はいかがでしょうか?
自転車も今がいちばん気持ちがいいでしょうね。
最近は、春と秋がなくなって、すぐに夏ですよね。
脱水症状にならないように気をつけてください。

船橋さん、ご無沙汰です。
未だに、そちらに行き着けないままです。
たまに、まとめてチェックしています。
若者の優しさはそうなのかもしれませんね。
意外と素直(?)な、人間が育っているような感じを受けます。
でも、それに気づく船橋さんこそが優しいのかもしれませんね。
東の果てからのコメントでした。
最近は、再び自転車を乗り回しています。

廣田くん、いらっしゃい!
昨日とある会合で廣田くんの話題で盛り上がりましたよ!
ものわかりがいいだけじゃ僕もダメだと思うんだよ。
でもいまの50代以上を見てると、政治家センセイも含めて社会の変革の害悪になってるケースが多いように思うな。
そういう50代にはなりたくないんだよね。
僕はまるくなったりしないよ。
いまだにスタンドプレイが多すぎて協調性なし!ってよく怒られてるもん(+_+)

今回のはいつもの修ちゃん節とは毛色が違ってますね。また、私も同じ感触をもっていたので共感もしました。

ただ、物分かりの良い50代はいかがなもんでしょうかね?次の世代に伝える責任を果たすためにはちょっと物足りない気がしないでもない。
やっぱりセンパイは歴史と哲学の上に新しい物事を創造する大切さを、それができるのが人間で、そのプロセスにこそ命の輝きがあることを、発信することが使命だと勝手に思っています。

取り越し苦労とは思いますが、変に丸くなったりしないでくださいね!

とだけ言いたくてコメントしてしまいました。
久しぶり書き込みなのに生意気すみません〜

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