僕らの仕事って、自分の脳ミソの中に釣り糸を垂らしているようなもんだから・・。

もともと何も無いのに、ただむなしく釣り堀に釣り糸を垂らしているんじゃないかという恐怖はいつだってある。

‐[1941-] 東京都出身の映画監督・漫画家 宮崎 駿 の言葉‐

前回、宮崎 駿(もう「はやお」ってルビ入れなくてもわかるくらい有名人だよね)さんの言葉を紹介したのは、2009年9月4日でした。

http://www.q-bic.net/biker_blog/2009/09/post-2080.html

昨今、いろんな場所や業種の方々の前で、身分不相応な講演をさせていただくことが多くなった。

の事例で、わが社ホテル事業部の「千羽鶴企画」っていう社員主導の社員のアイデアでお客様から絶大な支持をいただいている事例を紹介しているから読んでみてください。

宮崎監督といえば、「となりのトトロ」~「千と千尋の神隠し」「崖の上のポニョ」など異色作、話題作でアニメーションのレベルを世界的に再認識させた偉大な人だと思っている。

僕自身は、彼の絵本1997年著『宮崎駿の雑草ノート』や、ロバート・ウェストール作の原作に絵をつけた2006年著『ブラッカムの爆撃機』を持っている。

宮崎さんにしてから、発想の欠乏って恐怖とたたかっているんだねえ。

人間は、発想の動物だっていうけど、僕はいつも発想ができなくて悩んでいる。

発想もできなきゃ、行動もできない。

僕が住んでる大村市の山の上に行くと、いっぱい牛小屋があって黒い牛がなんともいえない目で下界を見てる。

「僕はあの牛と同じだな・・」ってよく思うんだ。

牛の馬力を考えると、あんなショボい牛舎を突き破って、柵をなぎ倒して山中へ逃げていくことは可能に見える。・・・でもそれをやる牛はいない。

東日本大震災では牛が「野良牛」状態になって、無人の町を歩いてる姿がシュールだったなあ。

牛だって、命に関わるパニックが起こると柵を越えるんだな。

僕も、みんなも目の前にある「柵」をベルリンの壁みたいに思ってるけど、超えようと思えば超えられる柵なんだろうな。

でも、山に逃げて生きていけるかどうかが、怖くて超えられない。

家畜が生きていけるのは、飼い主がエサを水を与えてくれるからだ。

家畜はいつか肉っていう商品になる。

社会が「優しさ」や「愛」をことさら強調するのは、社会にそれがなくなってきたからに他ならない。

「新興国」ってのは労働を提供すれば生きられる。

でも「先進国」ってのは発想・能力・開発っていう「脳ミソ」を駆使することを要求される。

日本の社会は、従順な労働者を生み出すには最良のシステムなのかもしれないけど、宮崎さんみたいな人を生み出す社会システムにはなっていないような気がする。

僕の脳ミソの釣り堀の中に魚はいるのかな・・・?

 

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コメント(6)

たごちゃんおはよう!
網膜剥離!!それは大変だね!場所が目だけに心配しただろうな・・・。
僕も長年のPCの見すぎで、近眼とドライアイをわずらってます。練る前に目薬をささないと、朝、乾燥で目が真っ赤になってることがありますよ~。
まだ眼鏡かけずに免許の更新はできそうです。
人間は、社会か自然のどちらかに従わなければ生きていけないっていうからね。

自分の生き方を自然体で受け入れればいいんだよ。
僕もお昼をチキンラーメンで済ませて「しめしめ、これで貯めたお金でバイクにいいオイル入れよう」とか思うもん。
人生、自然体・・・これだよ。
くれぐれもストレスためないようにね!

こんばんは、たごです。コメントというより近況報告という方が当てはまりそうです。私事ですみません。

従順な労働者といわれれば私は概ねそうなのかも知れません。私のささやかな柵破りといえば、外回りをしているときにランチタイムを30分繰り上げて11時半に始めることくらいかな。もちろん昼の混雑を避けるためなんですが、良心の呵責に耐えながら箸でつついて口に運ぶ「とり天定食」のサクサクとした食感の美味しいこと。でも正規の昼休み時間帯はやっぱり仕事をしている。なぜなら夕方は早く帰宅したいから。サラリーマンの性(さが)ですね。飼い慣らされた牛と何ら変わりがないように思います。

外回り用のカバンのなかには「仕事が速い!人の時間の使い方」なる本が入っていますが、HOW TOもの本は苦手で、ほとんど馬耳東風です。読んで何となく分かったことは、何もかも100%の精力を傾けると時間がいくらあっても足りなくなるよということくらいです。読んだ意義は何となくあったような気は思います。要はどれくらい頭に残るかですが、あまり期待できそうにありません。

今年ももう早くも3月になりましたが、年頭にたてた目標は本を100冊読むことです。文庫本中心に読み耽っていまして、今22冊目です。池井戸潤の銀行ミステリーものは結構面白かったです。さすがに仕事中に読もうという気はおこりませんで、早く帰宅して続きを読みたいという、うまい動機付けになっています。

それとですね。昨年暮れに右目網膜剥離を患いまして手術しました。結果、パソコンの前に座る時間が大幅に減りました。ブログの更新もままならず申し訳ないのですが、どうか長~い目で見てやってください。

これからも宜しくお願いします。

松さんおはよう!
やっぱり逃亡者・・・ではなく逃亡牛っているんですねw(゚o゚)w!
人間も牛とおんなじで子どもの頃は遊びに山へ行って暗くなるまで遊んでて、怖くて泣きながら帰った記憶がありますねえ。
なんか、帰り道に道端の家の中から、煮物のにおいがしてくると、母を思い出して走って家まで帰った記憶・・・。
それが大人になると忘れちゃうんですよねえ。
バイクに乗ってるとこのまま、あてもなく走ってみようか?なんて思うんですが・・・なかなかできません。

arakansinさんおはようございます!
人間もあるエリアがないと安心して生きていけないんでしょうね。
だから「柵」を作る。
その柵に不満を持つことで逆に安心できるのかもしれませんね。不満を吐く対象がそこにあることが安心につながるんでしょうね。

ども! 修さんおはようございます。牛の話題?なので・・・

柵を越えて山に逃げ出す牛・・・・居るんですよ~
昔は、良く山に探しに行きました、たいがいそこら辺でうずくまって寝て居るんですけどね。

逃げ出すのは殆ど子牛です、正確に言うと逃亡するのは子牛で 親牛はビックリして逃げ出しても 戻って来ます・・・100%

私は、5,6歳の頃から山に出してある、牛を連れ帰るのが日課でしたが もう山から手放し状態でも勝手におとなしく家に帰ってましたね~ 世話をする人間だけは確実に覚えて居ました。

知らない人の言うことは殆ど聞かないんですけどねww

私の釣り堀・・・・・枯渇してます。

何のことはない、「柵」って自分で作ってるんですよね。
そんなものは最初から無いのに...。

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