アンドレ・ジッド

人々が希望していたのはこれではない。

もっと徹底した言い方をすると、人々が希望しなかったことこそ、まさにこれなのだ。

-[1869-1951] フランスの作家・1947年ノーベル文学賞受賞 アンドレ・ジッド『ソヴィエト紀行』より-

中国が北朝鮮に大型の軍用車両を輸出していたことがばれた。

あのお得意の軍事パレードのメインをかざる弾道ミサイルを搭載した車両だ。

バイカー修ちゃんも、あんな車両を北朝鮮が造れるはずもないし、ロシア製か中国製だろうなと思っていた。

じつは第二次大戦の頃の日本も、三菱零戦や戦艦大和は造れても、戦場の現場で使う軍用トラックのまともなものが造れず、戦前に輸入した米国製フォード・トラックが好まれたという。

国産のトヨタや日産のナマクラのサスペンションは折れるし、エンジンの故障も多く、米国製との差は歴然だったという。

にわか軍事大国をきどってみても、底の浅い工業力はこんなところに現れるんだよな。

 

今回の問題は、あまりいいかげんなことは言えないけど、ブログだからかんべんしてもらうとして、おそらく中国政府ではなくて、中国人民解放軍が独断で輸出したんだろうと思っている。

さすがにいくら中国共産党政府でもこんなヤバいことしないだろう。

昨今、中国人民解放軍の横暴さは、共産党政府も頭が痛いようだ。

「軍隊」ってのは、放っとくと暴走する危険性を常にはらんでいる。

なんせ、千石さん曰く「暴力装置」だからね。

日本の自衛隊のようにシビリアン・コントロールのきいた軍隊(事実上そうでしょう)は高度な政治システムあってのことなのだ。

 

おまけに中国人民解放軍は核兵器まで持っている。

その歴史は、人民を解放するどころか、人民を脅す恐怖の暴力装置として共産党とともに歩んできたわけだ。

しかし、人民解放軍の末端兵士は貧しい奥地の出身者が多いし、共産党政府の改革解放路線で、にわかブルジョアが増え、国内の統制が乱れ、軍の待遇との格差に人民解放軍の不満のマグマは猛烈に大きくなっているという。

共産党幹部の不正とワイロと蓄財は有名な話だし、共産党がそうなら人民解放軍も同様だ。

この軍隊、不正とワイロと武器の横流しは日常茶飯事だという。

なんせ「武器」ってのはてっとり早く売れる商品だからな。

 

共産党政府も、その不満のマグマを抑えるために予算を拡大してきた・・・ま、それがますます横柄な態度と、政府の押さえもきかず、周辺諸国との対立を生んでいることに頭が痛いという負のスパイラルに落ち込んでいるといえるだろう。

人間、圧倒的な力を持つと使いたくなるのは人情だよね。

それがいつ暴発するのか?

 

本当に恐れているのは日本や東南アジアや韓国ではなくって・・・中国共産党政府だったりして・・・。

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