ヴィルヘルム・ハンマースホイ

誰もいない部屋こそ美しいのだ。

‐[1864-1916] デンマークの幻想的な画家 ヴィルヘルム・ハンマースホイの言葉‐

会社の期がかわり、大幅な人事異動があったりで、この「バイカー修ちゃん・今日の一言」の更新が遅れて大変申し訳ありません。

「最近、更新がないですねえ」なんて言われて、ちょっと焦り気味のバイカー修ちゃんです。

今日のハンマースホイは、ベルギーの画家で人の気配のない部屋や街がとてもシュールでバイカー修ちゃんおすすめの画家です。

部屋や街角の絵っていうと、フェルメールが有名ですが、彼の絵とは異質で、とてもシュールです。

モノトーンのその絵には狂気さえ感じます。

代表作のひとつ『白い扉、あるいは開いた扉』を見てみてください。

 

しかしながら、昨今の領土問題での政府の情けない対応や、頭に血がのぼる近隣の国の民度のレベルをみると、アジアの国々の成熟度もまだまだだと感じる。

怒る人にはその理由があり、ことなかれを決め込む人にもその理由があるはずです。

そしてその「真因」は、目に見えているたかだかヤギしかいないような無人島の領有権ではなくて、もっと奥深いところにあるのでしょう。

中国は、清朝末期の頃から国内の腐敗、英国との「アヘン戦争」などを経て国家存亡の極みにあったことは事実でしょう。

日清戦争に敗北してからは混乱に拍車がかかり、当時の李氏朝鮮も含め、宗主国が日本となったのでした。これは歴史的事実ですね。

その混乱の中、英国をはじめ、西欧列強がむしり放題に好き勝手なことをやった中から、まがりなりにも中国統一ができたのは・・・・、

あの過酷な毛沢東の政策と多くの中国人民の血であったのも事実でしょう。

毛沢東は今こそ批判される面も表にでてきたけど、彼がいなければ中国の統一はできなかったでしょう。

強いリーダーは古今東西、性格や性癖に異常がある人が多いのです。

しかしながら、あんな無人島を「オレのもんだ!」っていう姿も醜ければ、ビビりきって右往左往するわが国も醜い。

その根っこにある深層心理は、どっちも同じようなものなのだ。

かつて、清国時代の中国の列強への対応は今の日本に似て、当時の日本の横柄さは、今の中国に似ている。

これは、コンプレックスで打ちひしがれた「内的自己」と、感情が爆発する「外的自己」がおのおの入れ替わっているにすぎず、いずれ日本も抑え込まれていた「外的自己」が表出して、かつての横柄な日本に戻るに違いない。

人間には、まったく違う内面と外面が同居し、それは定期的に入れ替わるものなのだ。

海の底には石油があるらしいが、人間の浅はかなエゴの醜さは、「国家」ってレベルになってもあからさまに出るんだねえ。

地球的な目でみると、「土地」が人間のモノであるはずがない。

それこそ人間の思いあがりというものだ。

あの島では、ヤギさんたちが過酷な自然の中で生きている。そのヤギだっておそらくかつて日本人の住民が残して野生化したものだろうな。

あの美しい「尖閣諸島」・・・誰もいないあの姿こそもっとも美しいと思うのは、僕やハンマースホイだけじゃないはずだ。

しかし、ここまでは個人としての僕の素直な見解だ。

いち日本人として、人間として生きていかなければならない「現実」をみると、領土問題は、戦争をしても守り、奪い取るというのが世界の常識だ。

え? 沖縄は平和的に戻ってきたじゃないかって?

日本人はセンチメンタルだからねえ・・・アメリカがただで「アメリカ人が血を流して」獲得した領土を返すワケないじゃないか。

そうとうな・・・屈辱的譲歩っていう「密約」があったに違いない。

それはたぶん・・・間違いない。

また・・中国に屈辱的な密約でもやろうってお役人が考えてないことを祈るばかりだ。

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コメント(4)

P4Uサマいらっしゃい!
「自由」日本は世界一自由な国のひとつでしょう。
しかし日本には許されない自由がある。
それは「過ちをおかす自由」です。
それがなければ自由を持つ価値はないと思います。

日本では「失敗」すると社会から葬りさられる恐怖がただよっているように思います。

久しぶりに脳天にガツンとやられた気がしました。
修サマの一言を読み、ハンマースホイの絵とはどういう関係があるのか?と全くつながらなかったのですが、解説していただき、やっとわかりました。人の価値観なんて、十人十色ですからね。

先日、Tumblr というSNSで、大海原をバックに「free」という文字が入った写真を見つけました。
http://whereisthecool.com/post/29140871208
何の束縛もなく、自分の気の向くまま、自由に進路を取れる、開放感有るイメージですが、ボクとしては、「free」という文字の背景に見える、深く青い海の色に、恐怖さえ感じてしまいました。自由である代わりに、全ては自分の責任、自分で進路を切り開いて行かなくてはいけないと、、。

今も、あるプロジェクトの仕事を受けようかどうか迷っています。(迷っている事自体贅沢な悩みなんですが、、)先の事を考えると色々な弊害も出て来そうなので、、、。
脱サラも大変です。

昨日、バイクショプに行き、カスタムの依頼をお願いして来ました。カッコ良くなりそうです!

P4Uサマいらっしゃい!
ハンマースホイ、なかなかいいでしょう?
P4Uサマの感性にはあっているような気がします。

同じ部屋や人間を描いてこれほど、フェルメールやルノワールと違うことがすごい。
つまり人間って同じものを見てこれほど受ける印象が違うってことですよね。
話がまとまるわけがないって感じです。

それと・・・、やっと自分が自由にならないのは拘束されているからだというウソに気づきましたね?
時間が自由になる・・・はずの経営者になったとたんに美術館もバイク屋も、ウィンドショッピングでさえ行けなくなるんですよ。
自分を拘束しているのは・・・・自分なんです。

修さま
ハンマースホイ、全く知りませんでした。でも、緊張感のある場所の空気や光の描き方は、ボクの好きなホッパーに似ている気がします。ワイエスにも似ているような、、。
最近、美術館にも行けてないです。平日に行ける身なのに、、。

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