再生能力というのは、がんになるのと紙一重だと思っている。高い再生能力を持っているということは、同時にがんがすごくできやすいということなのではないか?

だから、どっちをとるかという究極の選択が進化の過程であった。人間のように50年以上も生きるようになってしまうと、十数歳まで生きないと次の世代に子供を残せない。

だからその十数年の間、がんを発生させない必要があって、そのために涙を呑んで再生能力を犠牲にしたのではないか?――と一人納得して思っている。

 ‐[1962-] 大阪市出身の医学者・人工多能性幹細胞(iPS細胞)の第一人者・2012年度ノーベル生理学・医学賞受賞 山中伸弥が 2009年11月語った言葉‐

久々のブログ更新です。

みなさまには最近、ブログ更新が少ない!とおしかりを受けております。まことに申し訳ありません。

いやあ、山中先生のノーベル生理学・医学賞受賞本当におめでとうございます

個人的には、長崎大学薬学部卒で、個人的にもよく存じ上げている、2008年度ノーベル化学賞受賞者の下村 脩先生の受賞のとき以来のうれしさです。

でも、この夢の「iPS細胞」にもこれからの実用化の問題が多く残されていることを、山中先生は述べられています。

この「iPS細胞」の実用化には、国やら製薬会社などのどろどろした問題がバックに控え、米国などとの研究予算の違い・・・中山先生はご苦労されている。

下村先生をはじめ、日本人のノーベル賞とはいえ、米国で研究されている方や、国籍まで変わった人もいる。

「いま結果がでる」ものにしかカネをださない日本のあり方に問題がないわけない。

いろんな研究が花開くのは、半世紀後か、一世紀後かもしれない。

そういう理想を国是としなきゃわが国の未来は明るくはならないし、人材も育たない。

そういうことを、ほとんどの研究者は思っているはずだ。

しかし、明るい日本の未来に光をともしてくれた山中伸弥先生に国民の拍手を!

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