ヤキール・アハラノフ

ある物理系の「現在の状態」は、その系がたどってきた「過去」だけでなく、これから進む「未来」によって決定されている。

「量子力学」の方程式は時間について対称なので、未来から現在にさかのぼるような方程式も可能なのだ。

-[1932-] イスラエルの物理学者 ヤキール・アハラノフの言葉-

毎日毎日、どうしてこうもトラブルがおこるのか?

人間関係は本当に難しい。世の中の変化は激しく、人々は翻弄され、企業が生き残ってかつ繁栄をするためには変革を続けていかなければならない・・・って総論にはだれしもが賛成する。

ところがいざ自分がそれを行うとなると、たちまち機能不全に陥ってしまう。

本屋さんに行くと、この手のノウハウ本が山積みされているので、いかに世の中の人が新たな環境や人との付き合いに疲弊しているのかがわかる。

新しい商品、新しいサービス、新しいお客様、新しい地域・・・やるべきことはたくさんある。

しかし・・・われわれは昨日のお客様に、昨日の商品とサービスを販売し、毎日のルーチンワークをこなして「楽に仕事をする」ことを好む。

そういう人生をおくることが世の中から自分が必要とされない危険性をはらんでいる・・・とは考えないようだ。

 

お酒を飲む場所にいくと、自分の自慢話と手柄話と、自分がいかに大物なのかのお話しに、あいづちを打ってくれる女性にご満悦の輩をよく目にする。

まあこれもストレスの解消なんだろうけど、僕の経験からすると、本当に革新的な考えの持ち主はえてして、こういう場所で「オレがオレが」の自慢話はしない。

僕らのフィールドは自分の属する組織の永続と繁栄という実践の場で、手柄をあげるしかない。

お酒をたしなむ場で仕事の話は野暮でしょ?

混沌とした現在ってのは、これまでの過去が、「なにか別のもの」に変わる中間点だと定義できる。

ではその「なにか別のもの」ってのは、これまでの経験ではなしえないものであるに違いない。

 

では、「なにか別のもの」になる努力を僕やこれを読んでくれているみなさんがやっているだろうか?

そういう「別の未来」からさかのぼる時間が今を定義しているとすれば、なにもしないことはサボタージュになる。

過去にひたる時間もあっていい。でもそれと同じように未来向けて自分を変える努力も必要だと思うぞ。

 

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