コリン・ウィルソン

あまり有能ではないマネージャーは、「はっきりイエスと言ってもらえなければできない」と考える。

しかし、有能な人物は「はっきりノーと言わなければできる」と思うものだ。

これら二つの見解の間には、違った世界がある。

-[1931-] 英国の小説家・評論家 コリン・ウィルソンの言葉-

コリン・ウィルソンって人は、鬼才・・とも異能の人ともいえる人だね。

今日の一言はとても意味が深いと思うぞ。

これを「マネージャー」を「人」って入れ替えても通じるかもしれない。

 

あまり有能ではない人は、「はっきりイエスと言ってもらえなければできない」と考える。

しかし、有能な人は「はっきりノーと言わなければできる」と思うものだ。

これら二つの見解の間には、違った世界がある。

 

人は、未来に失敗を考えて慎重な行動をとる人の方が圧倒的に多い。

こういう人は、誰かに「イエス」という補償をしてもらわないと動けなくなってくる。

もし失敗したときは、「あの人の指示」でやったに過ぎない!という言い訳ができるからだね。

でもこういう人は、仮に成功しても、その成功は「イエス」と言ってくれた他人に譲らなければならなくなる。

失敗を補償してもらうということは、成功の恩恵を譲るということに他ならないものね。

 

でも、こういう考え方をしない「有能な人」は、自分で考え自分で行動する。

失敗の責任は自分で取るってことだね。

それは、成功の重要性を知っているからとも言える。

 

この両者はどこが違うんだろう?

おそらく、人生を考えるスパンが違うんだね。

短期で安全を最優先すると、長期の人生で失敗する確率は、確実に高くなる。

長期の人生をうまくいかせるには、短期のリスクをしょいこんででも、他人と違う道を行く方が確実に成功率は高くなる。

こういう原理原則を実行するかしないかの差だね。

 

その根拠かい?

いまは時代が「経済の時代」から「文化の時代」に代わってしまったからだ。

父や母の時代といまは違うんだ。

彼らの成功体験をくりかえすと、失敗する危険性が高いからね。

 

残念ながらムラ社会の日本では、他人と違うことを極端に嫌う傾向があるので、なかなか言うほどやさしくはないもんだよね。

でも人はロボットじゃないんだから、他人のイデオロギーに染まらない生き方を心がけるべきなんだ・・・・と自分に言い聞かせて・・・僕は生きている。

 

 

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コメント(2)

ppさん、いらっしゃい!
ほんとうに孫正義さんはすごい人だと思います。
誰とも同じことをしないというのは辛いことだと思います。

でもね、人と群れて人に自分をあわせる居心地の悪さを我慢するよりましだと思うところもあるんですよね。

みんなでゴルフをやるよりも、誰も理解してくれなくても一人で黙々とバイクいじりをしてたほうがいい・・・みたいな。
どうせ人生一回きりですもんね。

長期で電力会社、ソニー、ソフトバンクの株価を見てますが、
今やソフトバンクはトヨタに次ぐ時価総額になりました

“長期の人生をうまくいかせるには、短期のリスクをしょいこんででも、他人と違う道を行く方が確実に成功率は高くなる。”
まさに、そんな感じがしました

電力会社などは、ムラ社会的で保身を優先してきたのかもしれません

本当に有能な人は、会社という組織に安住しませんね
会社を興すなどして、大きなリスクリターンをとりますね

アベノミクスの異次元の金融緩和も革新的でした
安倍首相もデフレで保身にまわらなければいけない状況を一変させてくれてます

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