フランソワ・ラ・ロシュフーコー

名門の名は、その良き担い手たり得ない者を、引き立てるかわりに卑小(ひしょう)にする。

われわれは、自分の実力以下の職に就けば大物に見える可能性があるが、分に過ぎた職に就くと、しばしば小物に見える。

‐[1613-80] フランスの政治家・思想家 フランソワ・ラ・ロシュフーコー「箴言集」より‐

みんなテレビの報道に仰天しただろうな。

中世のみせしめ処刑がこの21世紀に行われてることにまず驚く。

それもすぐお隣の・・かつて「地上の楽園」と言われて、日本の一部の新聞社も提灯記事を書いてたあの帝国でだ。

毒ガステロを起こした主犯ですら生かされているわが国こそが「地上の楽園」なんじゃないか?

 

僕はこの報道を見てすぐにこのラ・ロシュフーコーの箴言を思い出した。

暴力と恐怖と貧困と「強制的な賞賛」を求められるこの貧困の帝国は「この世の地獄」に違いない。

政治論評はこれからだし先生たちにお任せして、このラ・ロシュフーコーの箴言をわがことのように考えよう。

かつて恐怖で国を生み統治した悪名高き政治家を見てみると・・・、ヒトラー、スターリン、毛沢東・・・。

この人たちがしたことの是非はともかく、まったく卑小に見えないのは彼らの器の大きさなんだろう。

しかし明らかに若き千里馬の皇帝は卑小に見えるのは僕だけかな?

 

しかし・・・僕らもまた彼を笑えない。彼だって「殺らなきゃ殺られる」んだろうから。

組織の中で生きていくのは僕らも同じだ。

大企業、公務員、中小企業、暴力団・・・どんな組織だってこのロシュフーコーの箴言は効いてくる。

とくに中小企業の多くと一部の大企業では「世襲」がまかりとおっているのも隣の帝国とおんなじだ。

僕だって、九州教具の三代目社長だ。(ま、この三代目で身上つぶすって言われてるよね)

創業者が、その才能と行動力と努力で築いた会社を、息子(もしくは身内)が引き継ぐというほぼ世界中で行われているこの行為が、いま問われている。

その意味でいえば、2000年も続く天皇家は素晴らしい。(2600有余年と突っ込まないでください)

となりの帝国はまさに、三代目の伝説を地で行こうとしてるんですから。

となりの三代目が「血の革命」から脱却しなければならないように、僕らも先人のやり方を180度ひっくり返すくらいの「第二創業」をやらなければならない。

それは・・・言うは易く、行うは難しだけどね。

 

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