環境課題への貢献
重点課題3:環境課題への貢献
私たちは環境課題への取り組みも行っています。
九州教具株式会社ウエルネス事業部では、安心・安全なミネラルウォーターを製造・販売することで、災害時の備えとしてお客様へ「ローリングストック」の提唱を行い、持続可能な循環型社会への実現を目指しています。
Q-bicホテルズ株式会社の料飲部門では、2021年より食品ロスの軽減に向けた取り組みをスタートしました。またホテルブリスヴィラ波佐見のレストラン「ホテルダイニングBliss」では、地元産イノシシ肉を使った夕食メニューを提供しています。私たちはこれらの取り組みにより複数の環境課題への貢献を目指します。
取組項目1:災害時の水不足対策
取り組みのポイント
●ローリングストックの提唱による、災害時の飲料水対策
●大村市と「災害時における飲料水の協定」を締結
課題6:安全な水とトイレを世界に ターゲット6.4:淡水の持続可能な採取及び供給を確保し水不足に対処するとともに、水不足に悩む人々の数を大幅に減少させる |
取組項目2:食品ロス削減を目指したレストラン運営
取り組みのポイント
●長崎市内の3 つのホテルにおいて、朝食リニューアルに合わせ、小分け容器でのバイキング等食品ロス削減が可能なスタイルへ変更
●ホテルベルビュー長崎出島では、従来のバイキングと比べ40%食品ロスを削減
課題12:つくる責任 つかう責任 ターゲット12.3:小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる |
取組項目3:イノシシ肉料理提供による環境課題への貢献
取り組みのポイント
●牛肉等ではなく地元で捕獲されたイノシシ肉を使うことでVW※1輸入量削減
●地産地消により流通でのCO2排出量削減
●イノシシの増加※3による採食踏みつけ等による生態系被害軽減
- :VW とは「バーチャルウォーター」の略で、食料や畜産物を輸入する消費国が、自国でそれらを生産すると仮定した時に必要となる水の量を推定したもの。日本の年間VW 輸入量は800 億㎥とされ、間接的に水資源枯渇の要因となっています。
- :イノシシの生息数は過去30 年で約3.5 倍となっています。森林環境に入りきらないイノシシは人里に降り、農耕地に獣害被害をもたらします。また森林においても増えすぎた生物は土壌・植生の破壊をもたらします。増加の原因は、温暖化による生息適地/分布域の拡大、狩猟者の高齢者/減少による捕獲圧の低下、耕作放棄地の増加等による里山構造の変化などが考えられています。
課題6:安全な水とトイレを世界に ターゲット6.4:淡水の持続可能な採取及び供給を確保し水不足に対処するとともに、水不足に悩む人々の数を大幅に減少させる。 | |
課題13:気候変動に具体的な対策を ターゲット13.2:気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む。 | |
課題15:陸の豊かさも守ろう ターゲット15.4:持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。 |